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米空母「レーガン」が来月済州観艦式に参加、11ヵ月ぶりに韓国に

米空母「レーガン」が来月済州観艦式に参加、11ヵ月ぶりに韓国に

Posted September. 07, 2018 08:07,   

Updated September. 07, 2018 08:07

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来月10~14日、済州(チェジュ)民軍複合港(済州海軍基地)で行われる「2018国際観艦式」に、日本の海上自衛隊の艦艇が旭日旗を掲揚して参加するという。旭日旗は、日本軍国主義の象徴であり、「戦犯旗」という点で論議が予想される。

観艦式を主管する海軍は、国民感情など一部の問題提起は共感するが、大乗的な見地で理解を望んでいる。1998年と2008年に韓国で開かれた観艦式の時も、日本の艦艇が旭日旗を掲揚した前例があり、日本の国籍を表示する「海軍旗」であることを考慮してほしいということだ。軍艦は通常、艦首に海軍旗を、艦尾に国旗を掲揚する。

海軍関係者は6日、「韓国の主管で、世界各国の海軍を招待して開かれる祝祭の場であり、自国の軍艦に自国の海軍旗を掲揚することは国際慣例であることも考慮する必要がある」と強調した。また、国際法的に軍艦は治外法権が認められ、日本の艦艇が韓国の領海に入っても日本法の適用を受け、どんな旗を掲揚するかは彼らの権利ということだ。

にもかかわらず、最近、日本政府が防衛白書に14年続けて「竹島(独島の日本名)は日本固有の領土」と指摘して物議を醸したため、旭日旗を掲げた海軍艦艇の入港は適切でないという指摘もある。

一方、海軍は今回の観艦式に、米海軍の空母「ロナルド・レーガン」(9万7000トン)とロシア巡洋艦など14ヵ国21隻の軍艦と45ヵ国の代表団(参謀総長30人、代表将軍15人)が参加すると明らかにした。韓国まで含めると、軍艦約50隻、航空機約20機、1万人余りが参加する過去最大規模になると、海軍は伝えた。ロナルド・レーガンは、昨年10月の北朝鮮の挑発危機の時に韓米海上訓練のために釜山(プサン)港に入港して以来、11ヵ月ぶりの訪韓だ。済州(チェジュ)入港は初めて。

観艦式は、指揮官が艦艇に乗って、海に並んで停泊している海軍艦艇と水兵を観閲する。参加国代表団は、観艦式の間、韓国海軍との2国対談を行う一方、艦艇技術セミナーや海洋兵器学術大会、海上観閲などに参加する予定だ。


尹相虎 ysh1005@donga.com