韓国国内創作舞踊の名人たちの公演と大衆にお馴染みのスターカップルたちの公演を一堂で楽しめる第39回ソウル舞踊祭が、来月22日から12月4日までソウル大学路(テハクロ)にあるアルコ芸術劇場で開かれる。ソウル舞踊祭は、創作舞踊の公演を通じた舞踊芸術の振興を目指して、1979年に大韓民国舞踊祭で始まって以来、毎年韓国舞踊、現代舞踊、バレエなど全ジャンルの公演を披露している。
今年は生涯を踊りで世界と疎通しながら、国内創作舞踊の土台を築いてきた各ジャンルの名人たちの舞台を、一堂で会えるプログラムを用意した。韓国現代舞踊の巨匠と呼ばれる舞踊家の陸完順(ユク・ワンスン)、現代舞踊と仏教とを融合させた李先玉(イ・ソンオク)、創作ダンスの巨匠金梅子(キム・メジャ)、国内初の民間バレエ団ソウルバレーシアターの創立メンバーであるジェームズ・チョンの4人の踊りの名人たちが並んで舞台に上がる。
放送を通じて大衆におなじみの芸術家カップルたちの舞台も用意されて目を引く。俳優の孫炳昊(ソン・ビョンホ)と振付師のチェジヨン夫婦、ユニバーサルバレエ団(UBC)の主役ダンサーであるカン・ミソンとコンスタンチン・ノボセロフ夫婦、エムネットの「ダンシング9」に出演した現代舞踊家のチェ・スジンとビーボーイのハ・フィドン夫婦、現代舞踊家のチョン・ソクスンと国楽人のキム・ナニ夫婦が出演して、個性あふれるユニークな舞台を披露する予定だ。韓国舞踊協会の趙南圭(チョ・ナムギュ)理事長は、「国民が一緒に楽しんで感動できるダンスの価値を強調したくて、スターカップルを招待することになった」と語った。
この他にも、バレエ・現代舞踊・韓国舞踊協同組合の招請公演と、大学舞踊学科の25の団体の公演が繰り広げられる「大学舞踊フェスティバル」、市民が賞金をかけてダンス対決を繰り広げる「4羽の白鳥フェスティバル」など、様々な付帯行事とイベントが開かれる。お問い合わせは02-744-8066まで、www.koreadanceassociation.org
パク・ソンヒ記者 teller@donga.com