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バレンシアCFのイ・ガンイン、クラブ史上最年少の1軍デビュー スペイン紙は「採石場の真珠のような存在」称賛

バレンシアCFのイ・ガンイン、クラブ史上最年少の1軍デビュー スペイン紙は「採石場の真珠のような存在」称賛

Posted November. 01, 2018 08:19,   

Updated November. 01, 2018 08:19

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特級有望株のイ・ガンイン(17=バレンシアCF)が韓国サッカーの歴史に新しい1ページを書き加えた。

イ・ガンインは31日、スペインのサラゴサ・エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダで行われたCDエブロとのスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)の4回戦の第1戦に先発出場し83分間プレーした。2001年2月19日生まれのイ・ガンインが満17歳253日で果たした1軍デビュー戦だった。今季のリーガ・エスパニョーラでは最年少出場だ。

これでイ・ガンインは南泰煕(ナム・テヒ)が保持していた欧州リーグ1軍の韓国人最年少出場記録(満18歳36日)も更新した。またKリーグを含め2000年以降に生まれた韓国人サッカー選手では唯一プロ1軍試合に出場した。2000年代生まれの選手が1軍試合でプレーするのは欧州の5大リーグでも珍しいケースだ。今季のリーグ戦(カップ大会は除く)を基準に、プレミアリーグ(3人)、リーガ・エスパニョーラ(2人)、ブンデスリーガ(6人)、リーグ1(12人)、セリエA(2人)を通じて25人だけが1軍舞台に立った。

イ・ガンインは現在、スペインの3部リーグ(セグンダ・ディビシオンB)のバレンシアBチーム所属だが、プレシーズンにすでに1軍チームに合流して試合に出ている。バレンシアは8000万ユーロ(当時のレートで約1037億ウォン)のバイアウト(契約解除違約金)をかけるほどイ・ガンインの発展可能性を高く見ている。

イ・ガンインは優れた活躍で初の1軍舞台を飾った。4-4-2布陣の左で攻撃を担い精度の高いキックと安定したボールキープ力を発揮した。後半11分には敵陣のペナルティーエリア前でクロスバーに当たる左足のミドルシュートを放ち、相手GKに冷や汗をかかせた。試合はバレンシアが2-1で勝った。

スペイン紙マルカは、「イ・ガンインはバレンシアのクラブ史上最年少デビューを果たした外国人選手になった」とし、「後半にはクロスバーを強く打つなど採石場の真珠のような存在だ」と褒め称えた。


金在亨 monami@donga.com