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三星電子が中国で初のAIフォーラム開催、次世代メモリなどを公開

三星電子が中国で初のAIフォーラム開催、次世代メモリなどを公開

Posted November. 16, 2018 08:19,   

Updated November. 16, 2018 08:19

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三星(サムスン)電子は15日、中国・北京で初めて人工知能(AI)フォーラム「未来技術フォーラム」を開いて、AIに最適化した最先端半導体やディスプレイなどの部品ソリューションを披露した。

三星電子部品(DS)部門の中国統括主管で初めて行われた今回のフォーラムでは、百度とシャオミ、ハイクビジョンなど、中国現地情報技術(IT)企業も大勢参加して関心を示した。

同日の行事には、三星リサーチアメリカ所属のラリー・ヘック博士と中国清華大学マイクロエレクトロニクス研究所のイン・サウイ教授、中国のスタートアップ企業Cambriconの最高経営責任者(CEO)である陈天石博士が基調講演を通じてAI技術の最新動向と将来の見通しについて発表した。その後のパネルディスカッションでは、中国の様々なAI企業が参加して、高性能・高効率部品ソリューションがこの業界の成長に不可欠であることを強調した。

三星電子のDS部門は、AIシステム性能を最大化する「HBM2Dラム」と、次世代ビッグデータとストレージ・システムに最適化した256GB・Dラムモジュールをはじめ、高性能・低消費電力の特性を備えた様々なモバイルAP製品を公開した。最近、工程開発を終えて生産に取り掛かったEUV適用7ナノ工程と、さまざまなAI用トータルソリューションも披露した。三星ディスプレイも、有機発光ダイオード(OLED)などを披露して、AIを中心に機器が相互に統合する超接続社会で人と人、人と機器とのコミュニケーションのためのインタフェースとして、ディスプレイの役割が増大すると強調した。


金志炫 jhk85@donga.com