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アマゾンAI秘書を搭載、LGが88インチ・8K有機ELテレビを披露

アマゾンAI秘書を搭載、LGが88インチ・8K有機ELテレビを披露

Posted January. 04, 2019 07:37,   

Updated January. 04, 2019 07:37

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LG電子は、8日から11日まで米ラスベガスで開催される「CES2019」で、テレビの新製品を大量に披露する。業界で最も注目される製品は、世界で初めてLG電子が披露する88インチの8K(7680×4320)有機発光ダイオード(EL)テレビだ。LG電子は昨年9月、ドイツで開催された家電見本市「IFA2018」で、この製品を試作の形で披露したが、量産が可能なセットの形で製品を展示するのは今回が初めてだ。3300万個に達する画素一つ一つを自在に調節できるので、より繊細な表現が可能だ。LG電子は75インチの8KスーパーウルトラHDテレビも初めて披露する。LG電子の関係者は、「高品位マルチメディア・インターフェース(HDMI)、8Kコンテンツを巡る市場のニーズなどを反映して、年内に8K製品を発売する予定だ」と話した。

LG電子は、独自に開発した人工知能(AI)プロセッサ「アルファ9の第2世代」を、LG人工知能のテレビに搭載して披露する。このプロセッサは、8Kテレビだけでなく、4K有機ELテレビにも搭載される。LG電子は、画質チップ「アルファ9」に100万個以上の映像データを分析したディープランニング技術を組み合わせて、アルファ9の第2世代を開発した。映像の中のキズを除去して、より鮮やかでリアルな画質を実現できると、いうのがLG側の説明だ。

音声認識基盤のAI機能も大幅に強化された。既存のLG電子のテレビには、独自に開発したAIプラットフォーム「ディープシンキュ」をはじめ、グーグルのAI秘書「グーグルアシスタント」が搭載されたが、今年初めてアマゾンの音声認識秘書「アレクサ」も支援するようになった。これにより、ショッピング、オーディオブックなどのアマゾンのサービスをLG電子のテレビを通じて利用できる。テレビのリモコンに「アマゾンのアレクサ」専用ボタンが適用され、このボタンを押したまま「アマゾンでコートを注文して」など、音声でサービスを利用できる。


黃泰皓 taeho@donga.com