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現代モービス、「自律走行AI映像技術を3年後に量産車に適用」

現代モービス、「自律走行AI映像技術を3年後に量産車に適用」

Posted April. 01, 2019 08:47,   

Updated April. 01, 2019 08:47

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現代(ヒョンデ)モービスが、道路の人や物などを認知して自律走行を支援するディープラーニング(深層機械学習)の映像認識技術を韓国国内では初めて、2022年から量産車に適用する。

現代モービスは先月28日、「2019ソウルモーターショー」の開幕に先立って行った記者懇談会で、人工知能(AI)技術を適用したディープラーニング映像認識技術の開発作業が年内に完了する予定だと明らかにした。映像認識は、自律走行車を作るために欠かせない技術だ。自律走行車が運行するとき、ドライバーに代わって周辺の他の車と歩行者、地形地物を速やかに認識して判断する役割を、映像認識技術が盛り込まれたカメラのセンサーが代わりに行うからだ。

現代モービスは、大規模な映像データを学習させる過程を通じて、車両の前方に付いたカメラセンサーが1秒に1兆回以上の演算(テラフロップス・teraflops)を実行できるように、技術開発を進めている。また、運転者に車両周辺の360度の画面を見せて駐車支援の目的に活用されるサラウンドビューモニター(SVM)にも映像認識技術を適用する。これにより、正面だけでなく、側面や後面衝突が予想されるときも、緊急ブレーキ等の自動制御が可能だ。

現代モービスはすでに映像認識技術を保有している韓国のストラドビジョンと中国ディープクリントなど、国内外の有力スタートアップの持分に投資をしてコラボレーションを進めている。ロシア最大手のインターネット企業・ヤンデックスとは、自律走行技術を組み合わせた「ロボタクシープラットフォーム」の共同開発のための業務協約(MOU)を交わした。

現代モービスEE研究所の張在浩(チャン・ジェホ)所長(専務)は、「ディープラーニングを活用した情報通信技術(ICT)の確保により、自律走行など未来車の分野で差別化された競争力を見せるだろう」と述べた。


チ・ミング記者 warum@donga.com