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米国防長官代行「韓米演習を縮小するとは考えない」

米国防長官代行「韓米演習を縮小するとは考えない」

Posted April. 03, 2019 08:42,   

Updated April. 03, 2019 08:42

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鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官とパトリック・シャナハン米国防長官代行は1日(現地時間)、バージニア州アーリントンのペンタゴンで国防長官会談を行い、韓米合同軍事演習と戦時作戦統制権(戦作権)返還について協議した。両長官の就任後初の会談であり、互いに「私たちは一つのチームだ」と緊密な軍事協力を強調したが、方法と規模を調整した韓米合同軍事演習に対する評価をめぐっては、微妙な見解の相違を見せた。

シャナハン氏は冒頭発言で、先月キー・リゾルブ演習の代わりに実施した「19-1同盟」演習について言及し、「大変成功的だったが、私たちは秋の演習でできる改善点も確認した」と明らかにした。改善点が何かについては言及しなかったが、北朝鮮を刺激する反撃の部分を縮小し防衛に重点を置いた軍事演習中心なので、補完および調整しなければならない部分があったという趣旨とみえる。シャナハン氏は、「韓米合同軍事演習の縮小が準備態勢を弱体化させる可能性があるという憂慮をどう見るか」という取材陣の質問には、「演習を縮小するとは考えない。私たちは能力を育てる」と一蹴した。

一方、鄭氏は同じ演習をめぐって、「確固たる合同防衛態勢の維持と戦作権の返還に向けた作戦運用能力の検証のためにも非常に有益な時間だった」と評価した。鄭氏は、その後の特派員懇談会で、「会談で、完全な非核化と平和定着に向けた軍事的後押しをしようという揺らぐことのない支持の約束を再確認した」と明らかにした。

韓米軍当局は、戦作権返還の条件を評価する特別常設軍事委員会(SPMC)を先月から稼動していることが確認された。韓国合同参謀議長と韓米連合司令官が参加し、韓国軍の連合作戦の主導能力を評価するSPMCの定例開催を通じて、戦作権の返還準備に弾みがつくとみえる。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 ソン・ヒョジュ記者 lightee@donga.com · hjson@donga.com