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が26日と27日にソウル公演…ヨンジェ・オニールの国内デビュー15周年記念

が26日と27日にソウル公演…ヨンジェ・オニールの国内デビュー15周年記念

Posted April. 03, 2019 08:41,   

Updated April. 03, 2019 08:43

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「エネス・カルテットの演奏は、かみそりの刃のように鋭く厳密だ。自然で劇的な流れと様々な色彩で、深い魂の物語を聞かせてくれる。」(レコード専門誌「グラモフォン」)

「4人の演奏者の一致した呼吸が、特に深みのある作品で聞く人の耳を虜にする」(弦楽専門誌「ストラド」)

弦楽四重奏団「エネス・カルテット」に降り注ぐ賛辞だ。聞いたような気がして頭をかしげるなら、「ビオリスト・リチャード・ヨンジェ・オニールが属する4重奏団」といえば、「ああ」とうなずくだろう。2016年に来韓して、ベートーベン弦楽四重奏の全曲を演奏しながら、6回のコンサートを全席売り切れとさせた彼らが、再びソウルに来る。

リチャード・ヨンジェ・オニールの国内デビュー15年を記念する今回の舞台では、モーツァルト弦楽四重奏23番K590(「プロシアン3番」)、ドビュッシー弦楽四重奏ト短調 、2楽章「アンダンテ・カンタービレ」で有名なチャイコフスキー弦楽四重奏1番などを演奏する。26日午後8時、ソウル瑞草区(ソチョグ)芸術の殿堂コンサートホール。

エネス・カルテットは、2010年、カナダのバイオリニストであるリーダーのジェームズ・エネスが主導して立ち上げた。エネスは2008年、エルガーヴァイオリン協奏曲アルバムで、世界最高権威の音楽賞であるグラモフォン賞を受賞し、グラミー賞も二度受賞した実力派の演奏家だ。彼とリチャード・ヨンジェ・オニール、バイオリニストのエイミー・シュワルツ・モレッティ、チェリストのエドワード・アーロンが合わせる呼吸は「いつも同じ部屋で息をする友達のように一致した声を出す」という評価を受けてきた。

一方、彼らが26日演奏するチャイコフスキー弦楽四重奏1番は、19日後の5月15日、同じソウル芸術の殿堂コンサートホールの舞台に上がるロシアのボロディン・カルテットもレパートリーに含ませた。あまりにも頻繁に舞台に上がる作品だが、室内楽の大ファンなら、かなり良い比較の楽しさを感じるに値する機会だ。

四人は、カルテット・ステージの翌日の27日も、同じ芸術の殿堂のコンサートホールの舞台に立つ。2009~2015年に釜山(プサン)市立交響楽団の首席指揮者を務めた中国の指揮者・李心草が指揮するKBS交響楽団との共演舞台だ。ドイツ初期ロマン派の作曲家シュポーアの「弦楽四重奏のための協奏曲」を演奏する。弦楽四重奏とオーケストラが共演するこの協奏曲は、室内楽的響きと協奏曲の魅力を共に表現する珍しい作品で、独特の楽しみをプレゼントする。同日、KBS交響楽団は、ハイドン交響曲96番とリヒャルト・シュトラウスのばらの騎士組曲も舞台に上げる。

26日、カルテットコンサートは3万~10万ウォン、27日、KBS交響楽団のコンサートは1万~9万ウォン。お問い合わせは1544-1555、02-580-1300まで。


ユ・ユンジョン記者 gustav@donga.com