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燃える闘魂を持て

Posted April. 08, 2019 08:28,   

Updated April. 08, 2019 08:28

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ビジネスの成功は、ひたすら不撓不屈の精神にある。ひたすら一筋で考え、強烈な闘志で、一様に。経営者であれば、ビジネスは燃える闘魂を持って挑戦するものの、その前提として「世界のために、人のために」という高貴な精神を備えなければならないー稲盛和夫、「燃える闘魂」

日本で最も尊敬される経営者の一人である稲盛和夫は、不況の局面を成長の機会に転換させるために持たなければならない企業の精神的条件を強調する。まさに「不撓不屈の意志」だ。いかなる出来事や障害があっても、それを克服していこうという強い意志と勇気だ。低迷に陥った企業を救うためには、経営者が会社を立派に育てたいという信念に基づいた燃える闘魂を持たなければならないことを力説している。

短い期間、韓国経済の高度成長を遂げた主役は、熱くて強い心を持った企業家たちだった。この過程で、成長という絶対課題のために、企業家の正しい倫理観は重要に認識されなかった。産業を起こして多くの雇用を創出した大きな貢献にもかかわらず、一部の企業家が脱税と違法行為で法廷に立たされ、非難の対象になった。今日、韓国社会に強い闘志で新しい企業を育成し、同時に広く尊敬される影響力ある企業家を目にするのは容易ではない。親から受け継いだ企業に安住したり、むしろ壊す企業家もいる。企業経営の目標は利益を追求することだが、最終目的はあくまでも社会に役立つためでなければならない。いくら制度を変え、規制を強化しても、企業家の貪欲が先走っては、富の集中と二極化現象など、格差社会の不公平と矛盾は解決されない。今からでも企業家たちが正しい倫理観、強い道徳を備えることが重要目標にならなければならない。青年たちに希望を与え、再び経済復興の原動力になれる正しい精神を持った企業家が多く排出されることを熱望する。