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柳賢振、股座負傷で早期降板 昨年と同じ部位

柳賢振、股座負傷で早期降板 昨年と同じ部位

Posted April. 10, 2019 07:38,   

Updated April. 10, 2019 07:38

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めでたい宴会に呼ばれていない客が再び訪れた。祝福と関心の中で100試合目のマウンドに立った柳賢振(リュ・ヒョンジン=31、ロサンゼルス・ドジャース、写真)が負傷に足を引っ張られた。シーズン序盤に最高のパフォーマンスを見せて、20勝達成への期待感を高めていただけに、マウンドを降りる柳賢振の顔はいつにも増して暗かった。

通算100試合目の登板で韓国人のメジャーリーガでは初めてシーズン開幕3連勝を狙っていた柳賢振が9日、敵地でのセントルイス・カージナルス戦で2回を終えることができず、マウンドを降りた。

2-2同点で迎えた2回裏の二死後に相手先発のマイルズ・マイコラスに1球目を投げた後、体に違和感を覚えていることを訴えるサインを送った。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はじめコーチ陣は、しばらく話し合いをしては柳賢振の背中を叩きながらベンチに降ろした。

突然の交代は左股座筋肉に痛みを覚えたからだ。昨年も負傷した部位だ。柳賢振は右足を前に広く伸ばしてから時計回りに体を捻ってボールを投げる。この過程で球速を高めようと右足を最大限に伸ばして上体の回転を強くすれば、後部から引っ張られるようにして引きずられる左足の股座筋肉に無理が伴う恐れがある。

試合直後に柳賢振は、大きなケガではないとファンを安心させた。「テストを受けた時も異常はなかったし、軽い痛みだが、予防のレベルから決まったことだ」とし「次戦の登板に影響はない」と言い切った。ロバーツ監督も「悪い状況ではない」と話した。

しかしドジャースは、精密検査のため柳賢振を故障者リストに入れる予定だと明らかにした。こうなると登板ローテを守れなくなる可能性が高い。柳賢振はメジャーリーグにデビューした2013年以降、昨年まで故障者リストに8回登録されたが、その度に最短で10日以上試合に出れなかった。少なくとも2度のローテを飛ばすことになる。昨年同じ部位に筋肉負傷が見つかった時も計70日以上の故障者リスト入りを余儀なくされた。

今度の負傷が柳賢振の来年の契約に悪い影響を与えかねないと懸念する声もあがっている。2014年から毎年故障者リスト入りしているからだ。柳賢振は1790万ドル(約205億ウォン)で1年契約を結んだ。今季が終われば交渉をやり直さなければならない状況で、「故障しやすい体」という汚名を着る場合、交渉で不利になる可能性がある。2017年に25試合でマウンドに立った柳賢振は昨年は15試合だけに登板した。

ドジャースは、頼りないリリーフ陣が弱点を露呈し、3-4で敗れ連勝は5で止まった。ドジャースは1回表に2点を先制し順調に滑り出した。だが、1回裏に柳賢振は自身に強い

ポール・ゴールドシュミットを相手に今季初の四球を与えては4番マーセル・オズナに同点本塁打を浴びた。


李沅柱 takeoff@donga.com