ＢＴＳ、タイム選定「影響力のある人物１００人」に

防弾少年団が、米週刊誌タイムが選んだ「今年に最も影響力のある人物１００人」に名前を連ねた。昨年選ばれた文在寅（ムン・ジェイン）大統領と金正恩（キム・ジョンウン）北朝鮮国務委員長、安倍晋三日本首相などは、今年の１００人リストに含まれなかった。

１７日（現地時間）、タイムは防弾少年団を「アーティスト」部門の今年の最も影響力のある人物１００人の一人として取り上げた。タイムは、シンガーソングライター・ホールジーの推薦の辞を通じて、「防弾少年団は世界の音楽産業に突風を巻き起こした。音楽が言葉の壁を越えることができると信じている７人の若者だ」と選定理由を明らかにした。防弾少年団は、１００人を選ぶ読者投票で、全体対象者の約６％の得票率で、昨年に続き２年連続で首位となった。２位は、全体の３％を獲得したミシェル・オバマ米前大統領夫人だ。

李会晟（イ・フェソン）気候変動に関する政府間パネル（ＩＰＣＣ）議長（７４）も１００人に選ばれた。李会昌（イ・フェチャン）元ハンナラ党総裁の弟としもよく知られている李議長は、２０１５年から第６代ＩＰＣＣ議長として活動している。昨年は特別報告書「地球温暖化１.５度」の承認を主導し、パリ協定の詳細実施ガイドラインを作成することに貢献した。韓国系俳優サンドラ・オ―、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者（ＣＥＯ）とタイガー・ウッズなども１００人に選ばれた。タイムは、２００４年から毎年、世界で最も影響力のある１００人のリストを選定して発表している。


チェ・ジソン記者　カン・ウンジ記者 aurinko@donga.com · kej09@donga.com