Go to contents

人生は冒険だ、起き上がって踊りなさい

Posted April. 27, 2019 08:31,   

Updated April. 27, 2019 08:31

한국어

娘よ。中間試験の期間を迎えてきっと大変なんだろう?夜遅くまで勉強するお前の姿から、お父さんの高校時代を重ねる。不安で孤独で、自分を責めながらも、悔しくて叫びたかった数々の夜。いつも子供だと思っていたお前が、すっかり成長して、あの苦しい夜を耐えている。すまない気持ちがする一方で、ありがたい。愛している。人間の発展の中で最も大きく、一般的な動機は、誇らしい息子、娘になりたい気持ちだそうだ。愛する人を喜ばせる、その人たちから認められたい心。困難に耐えて克服し、発展させる最大の力は愛だ。また、もう一つの発展の力は尊敬したり、似たい誰かのようになりたい気持ちだろう。お前の年齢でそのような対象があるなら、それは祝福すべきことだろう。競争で勝って価値を認めてもらいたいとか、成功して安定的な生活を営みたいという薄っぺらい動機は、困難の前では大きな力を発揮できない。

批判されたくないとか、処罰が怖い、誰も助けてくれないから、一人で生き残るために、成功して私を無視していた人間に復讐したいという否定的な動機も発展の原動力にはなる。しかし、その達成感は長期的な幸せを約束してくれない。私が願って決めた私と私の愛する人のための人生ではないから。

自己統制力は、より大きくて長期的な目標を達成するために、衝動的欲求を自制し、即座に喜びと満足を遅らせる能力と言える。より大きな満足のために我慢する忍耐力だ。自己統制力は、①誘惑に抵抗する能力、②満足を遅らせる能力、③衝動を抑える能力で構成されている。誘惑に抵抗する能力は、お前が携帯電話を自主的に「コンシンフォン」(勉強の神の携帯電話)に変えたように、誘惑と距離を置く自己離脱戦略と誘惑に陥らないと自分をなだめる言語的自己教示戦略を通じて向上する。誘惑に抵抗して勝つ経験値が貯まれば、自律性と自信も一緒に高まる。

満足を遅らせるためには、我慢すれば、より大きな見返りがあるという信頼が必要だ。その信頼は、親と大人たちが植え付けるべきものだね。我慢する時間も、成熟度に応じて少しずつ増やしていかなければならない。お前をみれば、お母さんとお父さんはこの部分においては割合よくやったと思う。衝動を抑えるためには、感情的に安定していなければならず、慎重に考える知恵が必要だね。お前はそのような能力をよく備えている。しばらく休むとき、この歌を聞いてほしい。また昔の歌だと?そういえばお前よりも数年前に出た歌だね。しかし、お前に聞かせたい言葉がいっぱい詰まっているいいい歌だからね。

「踊れるチャンスが来たときは、迷わず踊りなさい。一緒に踊ろうと誘う人がいなくても、音楽が気に入らなくても、ただ座っているのは面白くないじゃないか。人生はいつも冒険であり、挑戦だ。最初は怖いかもしれないが、何度も倒れて起き上がれば、人生はかなり良い冒険と挑戦の連続だということに気づくだろう。この世の中に対する好奇心と感謝の気持ちを失わずに、当然のものは一つもないという事実を忘れてはいけない。おなじみの道から抜け出して、もっと遠いところを眺めてみなさい」

約束しておくれ。お父さんがお前を愛して信じているように、お前もお前自身を信じて勇気を出して最善を尽くすとね。