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「ホット6」イ・ジョンウンが全米女子オープンで逆転優勝

「ホット6」イ・ジョンウンが全米女子オープンで逆転優勝

Posted June. 04, 2019 10:53,   

Updated June. 04, 2019 10:53

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「韓国一は世界舞台でも通用する」

韓国女子ゴルフ界でよく語られることだが、今度改めて証明された。3日、米国サウスカロライナ州のチャースルトンCC(パー71、6535ヤード)で行われた米女子ツアー(LPGA)今季メジャー第2戦の第74回全米女子オープン(賞金総額550万ドル=約65億ウォン)。

「ホット6」イ・ジョンウン(23=大方建設)が自身のLPGA―ツアー初勝利をメジャータイトルで飾った。通算6アンダー278で柳簫然(ユ・ソヨン)ら共同2位の3人の追撃を振り切って、2打差の逆転優勝を果たした。今度も「6」はイ・ジョンウンの幸運をもたらす魔法の数字だった。

2016年にKLPGAツアー新人王に輝いたイ・ジョンウン6は、2017年には韓国ツアーに君臨した。シーズン4勝を挙げ、賞金王と最多勝利、最少ストローグ賞、大賞を総なめしたのだ。2018年には賞金王と最少ストローグ賞を2連覇し、目を世界に向けたイ・ジョンウン6は、同年のLPGAツアー・クオリファイングスクールをトップで合格し、今年デビューを果たした。

この日、1番(パー4)でのボギーを2番(パー4)で直ちに挽回したイ・ジョンウン6は、11番(パー3)でバーディーを奪って共同首位に立った。12番(パー4)で連続バーディーを決めて単独首位に躍り出てからは、リーダーボードの一番高い所を守り続け、女子ゴルフ史上最高額である100万ドル(約11億800万ウォン)の優勝賞金を獲得した。メインスポンサーのインセンティブ(優勝賞金の70%)などを入れれば約20億ウォンに上る。

今大会最高の勝負所は、ハンディーキャップ1番(平均3.44打)の11番(パー3)だった。4日間、最短159ヤードから最長189ヤードでプレーが行われた同ホールで、イ・ジョンウン6は、初日から3日目まで連続でパーセーブで回り、最終日にバーディーを奪って勝機をつかんだ。優勝を争ったセリーヌン・ビュティエ(フランス)は同日、11番でボギーを叩いて失速し、同大会で優勝を経験している朴仁妃(パク・インビ=3日目)と朴城炫(パク・ソンヒョン)、チ・ウンヒ(二人は初日)はダブルボギーを叩いたホールだ。

一方、新人王レースで圧倒的な首位を走っているイ・ジョンウン6は、今回の優勝で世界ランキングを17位から5位に大きく上げる見通しだ。


アン・ヨンシク専門記者 ysahn@donga.com