Go to contents

司祭求人難に…アマゾン地域で既婚者の許可を検討

司祭求人難に…アマゾン地域で既婚者の許可を検討

Posted June. 19, 2019 08:52,   

Updated June. 19, 2019 08:52

한국어

法王庁が「司祭求人難」の問題を解決しようと、既婚者をカトリック司祭に任命する案を検討していると、AP通信などの外信が17日報じた。通信によると、法王庁は10月、バチカンで開かれる南米司教会議のために準備している文書で、司祭不足問題を解決するために、信仰が検証された既婚男性を司祭に任命する案と関連した研究を提案したという。

法王庁はこの文書で、「最も僻地のために、年取っていて、できれば先住民であり、地元社会で尊敬される人に対して、すでに安定した家庭があっても司祭叙階を与える案を研究してほしいという要請があった」と明らかにした。

カトリック司祭の結婚を禁止した独身主義は、司祭不足の主な原因となっている。南米アマゾンなどの一部の地域では、司祭不足で信者が数ヶ月間ミサに参加できずにいる。これを受け、カトリック界の内外から、司祭の独身主義を廃止し、既婚男性や女性の司祭叙階を許可する必要があるという主張が提起されてきた。

フランシスコ法王は2017年、ドイツ・メディアとのインタビューで、司祭の足りない地域に限って、信仰が検証された既婚男性を司祭に任命する案を検討したいと明らかにした。


任寶美 bom@donga.com