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「未婚・子無し」が一番?「既婚で子沢山」の方が幸福度が高い

「未婚・子無し」が一番?「既婚で子沢山」の方が幸福度が高い

Posted June. 29, 2019 09:15,   

Updated June. 29, 2019 09:15

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最近の20代や30代は結婚を躊躇ったり、恐れていることが多い。結婚後の生活が未婚の時よりさらに不幸になりかねないという不安からだ。

スタートアップ企業に通う7年目の会社員キム・ハンビョル氏(31・女)もそうだった。非婚主義者であるキム氏は、結婚して子供を産むと、キャリアを積むために注いだ努力が水の泡になるのではないかと怖いと言った。やりたいことを、機嫌を窺わずにできる自由を失うことも、結婚を躊躇う理由だ。彼女は、「結婚した人たちが幸せに暮らす姿を見ればうらやましいと思うが、思いがけず放棄しなければならないものが多くてためらうことになる」と話した。

1人暮らしの世帯と非婚主義者が増えているが、まだ多くの回答者は、幸せの源を家族から探した。東亜(トンア)日報とデロイトコンサルティングの調査結果、幸福度に影響を与える主な要因のうちの最初のものは「家族生活」だった。既婚者の幸福度は58.59点で、未婚者(51.72点)より高かった。また、子供が多いほど、幸せの度合いも上がった。子供のいない人(58.76点)と子供が一人の人(56.92点)より、子供が2人の人の幸福度(59.03点)がより高かった。子供が3人の場合、幸福度は62.31ポイントまで上昇した。子沢山パパのパク・デギョ氏(31)は、「3人目の子供が生まれてもっと幸せ。今の幸せを点数でつけるなら100点満点で100点だ」と話した。

今回の調査で目立つ部分は、子供の出産を計画するだけで、幸福度が上がるという点である。子供を産む計画のない人の幸福度は47.10点で、1人を計画している場合(54.63)、2人を計画した場合(54.14)より大幅に低かった。中央(チュンアン)大学心理学科のキム・ジェフィ教授は、「人間は愛する人と一緒にいる時、幸せを感じる」とし、「家族が増えれば、愛し合える相手が増えて、さらに幸せになる」と語った。

家族と多くの時間を過ごす人が、そうでない人より幸せなことも、このような理由からだ。週末に家族と過ごす時間が1時間未満の人の幸福度は45.87点で、回答群の中で最も低いのに対し、6~12時間を一緒に過ごした人の幸福度は60.67点で最も高かった。


キム・ウンジ記者 eunji@donga.com