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現代商船が世界3大海運同盟の一つ「ザ・アライアンス」に加入

現代商船が世界3大海運同盟の一つ「ザ・アライアンス」に加入

Posted July. 02, 2019 10:07,   

Updated July. 02, 2019 10:07

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現代(ヒョンデ)商船が来年4月、世界3大海運同盟の一つである「ザ・アライアンス」に正会員社として加入すると、1日、海洋水産部と現代商船が共同で発表した。

ザ・アライアンスは、ドイツのハパックロイド、日本のONE、台湾の陽明が主導する海運同盟で、現代商船は4番目のメンバーとして加入した。これらの船社の同盟期間は2030年3月までで、正会員である現代商船は10年間安定的な先代運営の保障を受けられるようになった。これにより、コスト構造改善、サービス航路の多様化などが可能と期待される。ザ・アライアンスは、現代商船の加入で米州・欧州航路で28%のシェアを占めるようになった。

現代商船の海運同盟への正会員社として加入は、かつてニューワールドアライアンス、G6アライアンスに続き今回が三度目となる。韓進(ハンジン)海運の破産などの影響で、2017年4月は2Mアライアンスと正会員ではない戦略的協力関係を交わして運営してきた。2Mとの協力は、来年3月で終了する予定である。

現代商船は昨年9月、超大型コンテナ船20隻を発注することに成功しており、これを土台に3大海運同盟と加入交渉を進めた結果、最も良い条件を示したザ・アライアンスに加入することになったと発表した。

海運業界では、今回の同盟加入をもとに、現代商船がグローバル市場で信頼を回復し、来年下半期(7〜12月)以降は営業利益が大幅に改善すると期待している。キム・ヨンム韓国船主協会常勤副会長は、「海運同盟への加入まで成功したので、韓国国内海運業界の回復の足掛かりができたことになる」とし、「これからはコストを削減し、適切な運賃で安定的に貨物を確保する努力を続けていけば、経営も改善するだろう」と評価した。


周愛眞 jaj@donga.com