ブラジルを破った「ミネイラロの惨劇」とスーパースター、リオネル・メッシ(32=アルゼンチン)の「メジャー大会残酷史」。二つのうち一つはまたも繰り返される運命に置かれた。
サッカー南米の最大ライバル関係にあるブラジルとアルゼンチンは3日の午前9時(韓国時間)、ブラジルのベロオリゾンテにあるミネイロン・スタジアムで行われる2019コパ・アメリカ2019(南米選手権)準決勝で激突する。
ブラジルは2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)でミネイロンスタジアムで行われた準決勝でドイツに1-7の衝撃的な敗北を喫した。怒りが爆発したファンたちがブラジル国旗を燃やし、市内各地で暴力沙汰が起きる結果を生んだ試合は、「ミネイロンの惨劇」と呼ばれた。今年のコパ・アメリカ開催国も5年前と同じブラジル。そして準決勝の会場も、あいにく同じミネイロンスタジアムだ。ブラジルはエースのネイマール(27)が準決勝に出れない状況も一緒だ。ネイマールはブラジルW杯で準々決勝に出れない状況も繰り返された。ネイマールはブラジルW杯では準々決勝で腰をケガして準決勝に出れなかったが、今年は大会を控えて足首負傷で早くからエントリーから除外された。
鄭允喆 trigger@donga.com