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ロバーツ監督「柳賢振はナ・リーグ最高の投手」

ロバーツ監督「柳賢振はナ・リーグ最高の投手」

Posted July. 04, 2019 09:55,   

Updated July. 04, 2019 09:55

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「なぜ(アリゾナのエース)ザック・グレインキーじゃなくて柳賢振(リュ・ヒョンジン)なのか?」

アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦を控えた3日、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が報道陣からオールスターゲームの先発投手について質問を受けた。オールスターゲームのナショナルリーグ監督を務めるロバーツ監督は、「簡単な決定だ。柳賢振はシーズンを通してナ・リーグ最高の投手だった」と自信をもって答えた。

メジャーリーグ全体1位の 防御率(1.83)など最高の活躍をしている柳賢振だが、最近勝利がなかったことに付け込んだ質問だった。今季開幕戦で柳賢振に判定負けを喫したグレインキーは、早くも9勝3敗、防御率2.90と、柳賢振(9勝2敗)を猛追している。柳賢振にとって前半戦での10勝達成が重要になってきた理由だ。

柳賢振は5日の午前、本拠地でのサンディエゴ・パドレス戦に前半戦最後の登板を迎える。

直近の登板だった先月29日のコロラド・ロッキーズ戦で4回7失点し、メンツを潰したが、見通しは明るい。今季に6勝無敗で防御率0.94と完璧に近い投球を見せている本拠での試合だからだ。柳賢振はサンディエゴ戦に通算10回登板し、7勝1敗、防御率2.26と圧倒的な強さを見せてきた。同じ地区に所属するサンフランシスコ・ジャイアンツ(17試合で6勝6敗、防御率2.79)、アリゾナ(15試合で5勝3敗、防御率3.30)と比べて圧倒的に好成績だ。

ドジャースの集中力も、いつにも増して高い。3日の試合では9回裏の2死で、5打者連続で四球を選び、アリゾナに5-4の逆転勝利を挙げた。この日は柳賢振の妻ペ・ジヒョン氏が始球式を行い、勝利の機運を吹き込んだ。

サンディエゴ戦で好投して勝利を飾れば、メジャーデビュー以来初めて「前半戦10勝達成」を果たし、軽い気持ちでオールスターゲームの先発マウンドに立つことができる。


金培中 wanted@donga.com