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現代建設、サウジで3兆2000億ウォンの工事受注

現代建設、サウジで3兆2000億ウォンの工事受注

Posted July. 11, 2019 09:22,   

Updated July. 11, 2019 09:22

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現代(ヒョンデ)建設が、サウジアラビアで3兆2000億ウォン規模の大型プラント工事を受注した。

現代建設は9日(現地時間)、サウジアラムコのダーラン本庁で計27億ドル(約3兆2000億ウォン)規模の「サウジmarjan開発プログラムのパッケージ6、パッケージ12」の契約を交わしたと、10日明らかにした。契約署名式には、アミン・ナセル・サウジアラムコ社長、アフマド・アル・サディ首席副社長など、サウジアラビアの主要関係者とイ・ウォンウ現代建設プラント事業本部長(副社長)、キム・ハンヨル現代建設アルコバール支社長(常務)などが出席した。

現代建設が受注した二つの工事は、共にサウジアラビアの国営石油会社アラムコが発注したプラント工事で、マルジャン地域の海上油田で生産されるガスと原油を処理するためのプロジェクトに含まれている工事だ。パッケージ6は総工事金額が14億8000万ドル(約1兆7189億ウォン)規模で、原油とガスを分離処理する既存の工場に1日あたり30万バレルを追加で分離処理できるように拡張する工事である。パッケージ12は、工事金額が12億5000万ドル(約1兆4570億ウォン)規模で、陸上プラントに電力と用水などを供給する間接施設を設置する工事だ。二つの工事ともに、工事期間は着工後41ヶ月と予想される。

現代建設は1975年、ジュバイル産業港工事を皮切りにサウジアラビアに進出して、今までに約170億ドル規模の工事を受注した。最近では、アラムコが発注したカランガス処理施設の工事(2012年)、クライス・ガス処理施設の工事(2009年)などを成功裏に完成させている。現在は7億ドル規模のウスマニア・エタン回収処理施設の工事を受注して、今年11月の完成を控えている。

現代建設側は、「これまでサウジ内で複数の工事を完成した技術力と施工能力、発注先であるアラムコとの厚い相互信頼に基づいて、最終落札者に選ばれた」とし、「今後、サウジアラビアだけでなく、中東地域で発注される工事の受注でも有利に働くものと見られる」と明らかにした。


李새샘 iamsam@donga.com