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映画「10人の泥棒たち」出演の香港俳優・任達華氏が凶器に刺される

映画「10人の泥棒たち」出演の香港俳優・任達華氏が凶器に刺される

Posted July. 22, 2019 08:54,   

Updated July. 22, 2019 08:54

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韓国映画「10人の泥棒たち」(2012年)の中国人泥棒「チェン」役、武術映画「イップ・マン」(2008年)の主人公の友人役を演じて、韓国国内観客にも広く知られている香港出身の俳優任達華(64・写真)が20日、公の席上で凶器テロを受けて重傷を負った。

AP通信によると、任達華は同日午前、中国広東省中山市のとあるインテリア用品のショッピングモールの開店イベントに出席したが、突然イベントの舞台上に上がってきたチョン某(53)という男が振り回した凶器に腹部と右手を刺された。

サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)は、「市内の近くの病院に運ばれて緊急手術を受けた任達華は、命に別状はないが、右手の神経が損傷され、香港の病院に運ばれた後追加手術を受けることになった」と伝えた。任達華の所属事務所も、「俳優が若干の臟器損傷を受けたが、幸いにも成功裏に手術を終えて安静を取り戻した」と明らかにした。

舞台上の任達華に駆け付けて凶器を振り回したチョン容疑者は、事件が起きた直後に現場で警備員に捕まった。中山市公安局は20日夜、微博(中国版ツイッター)で、「容疑者は市に居住する住民であり、自分の犯行事実を認めた。専門医の検診結果、精神疾患を患っていると考えられる」と明らかにした。


孫宅均 sohn@donga.com