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身体年齢20歳、ピッチの野獣C・ロナウドが26日にKリーグと親善試合

身体年齢20歳、ピッチの野獣C・ロナウドが26日にKリーグと親善試合

Posted July. 25, 2019 07:33,   

Updated July. 25, 2019 07:33

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「強力なエネルギーを噴き出す野獣だ。ある時はハットトリックを予言しては、実際に3ゴールを決めるマジシャンになることもある」

アルゼンチンのサッカー英雄、ディエゴ・マラドーナ氏(59)は、ポルトガル人の世界的サッカースター、クリスティアーノ・ロナウド(34=ユベントス、写真)を、こう絶賛した。時速34キロに達する瞬間スピードとネットを引き裂くような強力なシュート、飛び上がっては180度回転した後、両手を大きく広げて着地する特有のゴールパフォーマンスに至るまで。

才能とスター性を兼ね備えたピッチのスーパースター、ロナウドが26日、所属するユベントスとともに韓国入りし、同日午後8時にソウル・ワールドカップ競技場で行われるユベントス対Kリーグオールスターの親善試合に出場する。サッカー選手の間でも人気タレント扱いを受けるロナウドとの一戦を控えたKリーグ選手たちも期待感を示した。セジーニャ(テグ)は、「ロナウドのユニフォームは僕がもらいたい。僕もポルトガル語が話せるので、他のチームメイトたちより(ユニフォームの交換に)有利なはず」と話した。

サッカー界の最高権威とされる「バロンドール」を5度受賞したロナウドは、2006~2007シーズンから毎シーズン、20ゴール以上を記録した。韓国代表のエース、孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)は、「ロナウドは憧れの選手だ。彼は多大な努力を通じて、様々な方法でゴールを決めることができる」と話した。

ロナウドは最高の技量を維持するため、10年以上にわたってチーム練習の他に1日3、4時間、1週間に少なくとも5回ずつある敏しょう性、持久力、スピードなどを鍛える筋トレスケジュールを守って来た。ロナウドは、「ピッチですべてのシュートを決めたいので毎日頑張っている」と語った。英紙ミラーによると、昨年計測したロナウドの身体年齢は20歳だった。体脂肪率は7%で、プロサッカー選手の平均(約10%)より少なく、筋肉量は50%で平均(46%)より多かった。

マンチェスター・ユナイテッド時代にロナウドと一緒にプレーしたDFパトリス・エブラが、「ロナウドに昼食に招かれたら断った方が良い」として紹介したエピソードは有名だ。エブラは、「練習を終えてロナウドが自宅に招待した。食卓にはサラダと鶏の胸肉だけだった。食事を終えたロナウドは、ボールを蹴り始めた。結局練習に付き合わされた。ロナウドは練習を休むことを知らない」。

Kリーグオールスターの監督を務めるジョゼ・モライス全北(チョンブク)監督は、レアル・マドリードのコーチだった時、ロナウドを指導した。モライス氏は、「我々は体系的なトレーニングスケジュールを徹底的に守るロナウドのことをロボットと呼んだ」と振り返った。

ピッチの外でもロナウドは世界的な人気を博している。圧倒的なソーシャルメディア(SNS)影響力でファンと交流している。インスタグラムの予約投稿ツール、ホパーHQが24日発表した資料によると、ロナウドはインスタグラムのフォロワーが1億7280万3418人で、世界のスポーツスターのうち1位だった。またスポンサー関連の掲示物の投稿などインスタグラムを通じて得た広告収入も97万5000ドル(約11億4800万ウォン)で1位だった

小麦色の肌に割れた腹筋を誇るロナウドは、自身の名前と背番号から取った「CR7」という名の下着ブランドを作り、自らモデルとしても活動している。最近は香水やベーカリー、ホテルビジネスにも手を付け、実業家としての手腕も発揮している。

サッカー界最高のニュースメーカーでもあるロナウドは2007年にマンU所属でFCソウルとの親善試合に出場して以来、12年ぶりの韓国訪問だ。ロナウドは「再び韓国を訪問することができて嬉しい。韓国ファンと良い思い出を作りたい」と親善試合に臨む感想を語った。


鄭允喆 trigger@donga.com