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コ・ジンヨンが全ホール・ノーボギーで今季4勝目、LPGAカナダ女子オープン

コ・ジンヨンが全ホール・ノーボギーで今季4勝目、LPGAカナダ女子オープン

Posted August. 27, 2019 08:18,   

Updated August. 27, 2019 08:18

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「LPGAの花形選手」コ・ジンヨン(24=ハイト真露)が72ホールでノーボギーを記録しながら完全優勝を果たした。

26日、カナダ・オンタリオ州オーロラのマグナGC(パー72)で行われた米女子ツアー(LPGA)カナダ女子オープン(賞金総額225万ドル=約27億ウォン)の最終日。8バーディーを奪い、世界ランキング1位のコ・ジンヨンは4日間、ボギーが一つもない26バーディーで通算26アンダー262で2位ニコール・ボロッホ・ラーセン(26=デンマーク)を5打差に引き離した。

72ホールでのノーボギー優勝は、2015年のHSBC女子世界選手権で記録して以来4年ぶりの珍記録だ。海外メディアは、「無欠点プレー」(Flawless Performance)と絶賛し、コ・ジンヨン本人も「少しは自分自身のことが凄いと感じた一週間だった」と感想を語った。コ・ジンヨンは、今大会で専従キャディーのデビッド・ブルーカー(イングランド)がプレゼントした太極旗(テグッキ)入りのスコアブック手帳を使っているところが目を引いた。

全英女子オープン第3ラウンドの2番でボギーを叩いて以来、106ホール連続ノーボギーを記録しているコ・ジンヨンの最終スコア「262」は、自身の通算72ホール最少ストロークと今大会最少ストロークでの優勝記録でもある。

この日のヤマ場は、9番(パー5)でのパーセーブだった。3番ウッドで1打目と2打目がカート道路を超えて藪の中に入り、アンプレイアブル(1罰打)宣言後、4打目をピン1.2メートルに寄せて4オン1パットでノーボギーを守ったのだ。コ・ジンヨンは、その後10番と11番で連続バーディーを含めて6バーディーを奪い、完全勝利を収めた。

これで、今季のLPGA選手のうち最多となる4勝(ツアー通算6勝)を記録したコ・ジンヨンは、主要タイトル4冠も狙えるようになった。コ・ジンヨンは、残り3部門である賞金(261万8631ドル=約32億ウォン)と平均ストローク(68.81)、年間最優秀選手(237点)でトップを走っている。

今季の残り8大会で1勝を追加すれば、2015年の朴仁妃(パク・インビ)とリディア・コ(ニュージーランド)、2016年のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)に次いで3年ぶりに年間5勝を挙げた選手になる。

受賞が有力視される年間最優秀選手賞を受賞すれば、ナンシー・ロペス(1979年)、べス・ダニエル(1980年、以上米国)、アニカ・ソレンスタム(1995年=スウェーデン)、リディア・コ(2015年)に次いで、新人賞受賞の翌年に年間最優秀選手を受賞した歴代5番目の選手になる。賞金王タイトルを超えて、2007年のロレナ・オチョア(メキシコ)以降初めてシーズン獲得賞金が300万ドルを突破するかにも注目が集まる。

一方、朴城炫(パク・ソンヒョン)とホ・ミジョンは20位タイ(11アンダー)、有力な新人王候補のイ・ジョンウンは31位タイ(9アンダー)だった。


アン・ヨンシク専門記者 ysahn@donga.com