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Kポップブームに乗ってKグッズの逆直接購入が急増

Kポップブームに乗ってKグッズの逆直接購入が急増

Posted September. 02, 2019 08:42,   

Updated September. 02, 2019 08:42

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「防弾少年団(BTS)のアルバムとポスターを購入したが、思わぬことにすぐ翌日に到着!こんなに速く到着したのは初めてですね。以前はうちのお兄さんたちのポスターを買えば、皺だらけだったり、破れたりもしたが、今回はよく届けられました」

最近、国際宅配業者の職員は、利用後期掲示板に掲載されたこのような書き込みを見て、胸をなでおろした。海外に住むKポップファンに届けられるスターたちの記念商品に、少しでも問題が発生すれば、ファンから集団的抗議を受けることがあるからだ。

1日、統計庁によると、第2四半期(4~6月)のオンラインでの海外直接販売額(逆直接購入)は約1兆3000億ウォンで、昨年同期より約49%が伸びた。四半期基準で過去最大値だ。逆直接購入が増えたことで、国際宅配業者の利用量も増えている。国際宅配会社であるDHLのB2C(企業-消費者)の物量は、2016年の28万6000件から昨年は42万5000件で、約48%が増えた。

物流業界では、このような海外配送量の増加は、KポップブームによるKグッズ(Goods・商品)の逆直接購入が急増したためと見ている。国際宅配会社もこのような雰囲気に合わせて、これまで以上に顧客のカスタマイズサービスを強化している。

DHLは2018年から「オンデマンドデリバリ-(ODD)」と呼ばれるサービスを導入した。海外配送の場合でも、電子メールやテキストでリアルタイムでものの配送情報を提供するサービスだ。特に顧客は、モバイルにアクセスするだけで、△配送スケジュールの変更、△配送先住所の変更、△署名無しに配送、△近所の人への預け、△長期不在中の配送見合わせなどを選択できる。受け取らなければならない時間帯の指定も可能であり、リアルタイムで配送時間と場所の変更も可能だ。

国際宅配業者UPSやFedEx(フェデックス)も、それぞれ「マイチョイス」と「デリバリーマネージャー」という配送ソリューションを導入して運営している。配送状況の問い合わせはもとより、配送前日の通知とリアルタイムでの通知サービスを通じて、配送物の受け取り時間に合わせるという趣旨だ。最近では、「コンサートで使う応援棒を翌日に配送できます?」という要求から、「お母さんがKグッズを買ったことを知らないようにしてほしい」という様々なファンの要求があふれており、無人保管箱まで設置する企業も生まれている。UPSの関係者は、「Kグッズのお届けは、物流企業のイメージを左右するために、より安全でありながら、顧客カスタマイズサービスを開発するためにメーカー間競争が激しい」と語った。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com