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前在韓米軍司令官、韓国政府の米軍基地早期返還推進に「驚いた」

前在韓米軍司令官、韓国政府の米軍基地早期返還推進に「驚いた」

Posted September. 05, 2019 07:42,   

Updated September. 05, 2019 07:42

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大統領府が最近、26の在韓米軍基地の早期返還を推進したことをめぐって、ブルックス前在韓米軍司令官は2日(現地時間)、「米韓連合軍司令部の移転は、韓国政府が決定すること」としつつも、「まだ具体的な決定がない状態で、基地の早期返還の推進を決めたことは驚くべきこと」と述べた。

4日、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)によると、ブルックス氏は「今年6月、米韓の国防長官が連合司令部の平沢(ピョンテク)移転に合意し、『新しい行程表』ができたが、移転の方法や本部施設の平沢基地内の配置など細部事項の調整が残っているので、時期は遅れる可能性がある」とし、このように話した。

2016年4月から昨年11月まで在韓米軍司令官を務めたブルックス氏は、「在職中、米軍基地の平沢移転を計画よりも早く推進し、在韓米軍とUN司令部、米第2師団司令部の平沢移転を完了した」とし、「龍山(ヨンサン)基地も残留に合意した一部の施設を除いては、全て年末まで移転することを決めた」と説明した。また、「連合司令部本部をどこに移転するのか、また新しい場所でどのように維持されるのかなどは韓国にかかっている」と強調した。

これに先立ち、大統領府は先月30日、「在韓米軍基地の早期返還を推進することを決めた」と発表した。韓米軍当局は10月末頃、ソウルで開かれる第51回韓米安保協議会で連合司令部本部の移転計画などを最終決定する予定だ。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com