16日から英国、オーストラリアなど33ヵ国で使用できる英文運転免許証が発行される。警察庁は15日、別途の手続きなく現地で運転が可能な英文運転免許証を全国27の運転免許試験場で発行することを明らかにした。
これまで海外で運転するには出国前に国際運転免許証の発行を受けるか、出国後に該当国の韓国大使館の運転免許証翻訳公証書の発行が必要だった。これからは、協定を経た33ヵ国に限って、英文運転免許証を所持していれば現地で運転ができる。
英文運転免許証は、既存の運転免許証の裏面に姓名、生年月日、免許番号など免許情報を英文で記入し、海外でも簡単に運転免許情報を把握できるようにした。ただし、免許証は身分証の役割はできず、身分確認のためにはパスポートを所持しなければならない。また、国家ごとに英文運転免許証の使用期間、要件が異なり、具体的な内容は事前に確認する必要がある。
英文運転免許証は、免許の再発行、更新などの際、全国警察署嘆願室でも申し込むことができる。英文免許証を申し込むには、身分証と写真、手数料1万ウォンが必要だ。英文運転免許証は、シンガポールなどアジア9ヵ国、スイス、トルコなど欧州8ヵ国、ナミビア、ルワンダなどアフリカ5ヵ国などで使用できる。
ハン・ソンヒ記者 chef@donga.com