メジャーリーグにデビューした7年間、118試合255打席ぶりに出た本塁打。ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=32)の打球をフェンスを越えると、ドジャーススタジアムは熱狂の渦と化した。落ち込んでいたチームを奮い起こす1-1の同点とする本塁打に、スポーツネットLAの解説者でドジャースのレジェンド、オーレル・ハーシュハイザー氏は中継席から立ちあがって大拍手を送るほどだった。
良く投げて良く打った。柳賢振がメジャーリーグデビュー以来初本塁打を放つなど打席でも大活躍しながら6度目の挑戦で13勝(5敗)に成功した。
柳賢振は23日、ホームで行われたコロラド・ロッキーズ戦で7回6被安打8奪三振と好投し、先月12日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦勝利以降42日ぶりに勝利を挙げた。本塁打2本を浴びて3点を与え、防御率は2.35から2.41に多少上がったが、依然としてメジャーリーグ全体1の座を守った。2位は、柳賢振とナショナルリーグのサイ・ヤング賞を争っているニューヨーク・メッツのジェイコブ・デグロム(2.51)だ。ドジャースは7-4で勝利し、2017年以来2年ぶりにシーズン100勝(56敗)を達成した。
金培中 wanted@donga.com