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ロココの出会い、東西貴族の品格

Posted September. 25, 2019 08:27,   

Updated September. 25, 2019 08:27

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Cody・Choi(チェ・ヒョンジュ・59)の個展「ハードミックスマスターシリーズ2:ノブレス・ハイブリディゼ」が、ソウル鍾路区(チョンノグ)のPKMギャラリーで24日に始まった。作家は、西洋ロココのイメージと四君子の「蘭」を組み合わせた。展示タイトル「ノブレス・ハイブリディゼ」は、西洋と東洋の貴族趣向を混合したという意味で、貴族の義務を意味する「ノブレス・オブリージュ」をパロディして、作家が作った言葉だ。

作家は、1980年代に米国に移民に行ったことで経験した文化衝突が、作品に影響を与えたという。経済的事情が悪化して移住後、白人中心の社会に適応できず「いじめ」を受け、3年間消化剤を飲みながら堪えた。この時、飲んだ消化剤を材料として、1984年に作品「ロダンシンク」を作った。

今回の作品では、人造大理石の上にロココと四君子のイメージをコンピュータで合成してプリントし、その上に漆で蘭を描いた。作家の息子が幼年時代にコンピュータで描いたイメージと、作家の師匠であるマイク・ケリーのドローイングを合成した「ハードミックスマスターシリーズ1」の後続連作である。彫刻作品「The Thinker」と「Cody's Legend vs.Freud's Shit Box」も一緒に公開する。展示は10月26日まで。


金民 kimmin@donga.com