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「金正恩氏の白馬ショー」の2日後、米特殊偵察機がソウル上空を飛行

「金正恩氏の白馬ショー」の2日後、米特殊偵察機がソウル上空を飛行

Posted October. 19, 2019 08:43,   

Updated October. 19, 2019 08:43

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が白頭山(ペクトゥサン)で白馬に乗る姿が労働新聞に公開(16日)された2日後、弾道ミサイルの発射動向を監視する米空軍の特殊偵察機がソウルおよび首都圏上空で北朝鮮に対する監視飛行をしたことが確認された。米朝非核化実務協議の決裂後、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」の追加発射など北朝鮮の具体的な挑発の兆候が捉えられたのではないかという観測が流れている。

軍用機追跡サイト「エアクラフト・スポット」によると、18日午前、RC135W(リベット ジョイント)偵察機1機がソウルなど首都圏上空(高度約9.5キロ)から休戦ラインに沿って東西地域を飛行した。この偵察機は、沖縄県の嘉手納基地を出発し、西海(ソヘ・黄海)上空に来て、北朝鮮に対する監視飛行を実施した。

リベットジョイントは、先端電子センサーで通信・信号情報(SIGINT)を収集・分析することが主な任務だ。休戦ラインの南でも、北朝鮮全域のミサイル発射と関連した電子信号と交信情報を把握できる。5月から最近まで、北朝鮮の新型兵器4種などの連続挑発を前後して、嘉手納基地に前進配備されたRC135系偵察機が韓国に飛んで来た。

先週も、北朝鮮が米朝実務協議の決裂の責任を米国に転嫁し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)で脅威を与えようとすると、ジョイントスターズ(J-STARS)地上監視偵察機やRC135S(コブラボール)など米空軍偵察機が毎日のように韓半島に急派され、監視を行った。軍消息筋は、「正恩氏の『白馬パフォーマンス』がある種の挑発の前兆である可能性が高いと見て、米国が監視を強化している状況だ」と指摘した。


尹相虎 ysh1005@donga.com