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孫興民、ゴールの不運に泣いた

Posted October. 29, 2019 09:09,   

Updated October. 29, 2019 09:09

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孫興民(ソン・フンミン=27、トッテナム・ホットスパー、写真)がゴールの不運に泣いた。

28日、敵地リバプール・アンフィールドで行われたプレミアリーグ第10節リバプール戦。車範根(チャ・ボムグン)氏(66)が持っていた韓国人の欧州リーグ最多得点記録(121得点)に並んだ孫興民は、新記録を作ろうと積極的に攻撃を展開したが、決定的なシュートが2度もゴールに当たるなど運が伴わなかった。

スタートは快調だった。試合開始と同時に、前線でFWハリー・ケイン(26)と一緒に相手ゴールを狙っていた孫興民は、電光掲示板の時計が1分を回る前にペナルティーエリア左墨から相手DFを交わして、奇襲的な弾丸シュートを放った。ボールは相手DFの頭に当たってはゴールポストに当たって跳ね返った。ケインが感覚的に頭を合わせてゴールネットを揺らしたが、孫興民にとっては悔やまれる場面だった。孫興民は1-0でリードした後半3分、もう一度シュートがゴールに当たる不運を経験した。GKパウロ・ガッサニーガのゴールキックを受けて相手のゴール左まで疾走した。DF2人にリバプールのGKアリソン・ベッカーまで交わしては左足で強いシュートを放ったが、今度もボールはクロスバーに当たって跳ね返ったのだ。

惜しくも得点を逃したトッテナムは、後半7分、リバプールのジョーダン・ヘンダーソンに同点ゴールを許し、同30分にはサディオ・マネが得たPKをモハメド・サラーに決められ、1-2で敗れた。トッテナムは、GKガッサーニガが相手の枠内シュート13本のうち11本を止める好セーブを連発し、大量失点を免れたことに満足しなければならなかった。孫興民は、試合後のインタビューで「遠くまで来てくれたファンに申し訳ない」とし、「次戦が重要なので失望感を胸にしまった前に進みたい」と語った。

トッテナムは直近の3試合で勝利がなく(1分け2敗)勝ち点12でリーグ11位に転落した。リバープールは開幕1試合無敗(9勝1分け、勝ち点28)を疾走し、2位マンチェスター・シティ(勝ち点22)との勝ち点差を6に広げ、単独首位を保っている。


李沅柱 takeoff@donga.com