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本当にSUV?より静かになったジェネシスGV80

本当にSUV?より静かになったジェネシスGV80

Posted November. 12, 2019 08:54,   

Updated November. 12, 2019 08:54

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現代(ヒョンデ)自動車グループが、音波を利用して室内に入ってくる路面騒音を減らす技術を世界で初めて開発して、今月発売するジェネシスのスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)GV80から採用する。

現代自は11日、車輪が路面と摩擦する際に発生する路面騒音を大幅に減らす能動型路面騒音低減技術(RANC)を開発から6年で商用化し、コア技術を韓国と米国に特許出願したと明らかにした。

RANCは、多くの場所でさまざまな種類で生じる路面騒音をリアルタイムで分析し、0.002秒でこれを相殺する逆音波を車のスピーカーから送り出して、室内の静粛性を向上させる技術だ。加速度センサーを利用して路面から車に伝わる振動を計測すれば、DSPという制御コンピュータが、騒音の種類とサイズを分析して逆音波を作る。この技術を適用すれば、室内騒音が約3デシベル(dB)減少する。これは、既存の路面騒音の半分まで下がるものであり、走行中の静粛性を誰も体感できるというのが現代自の説明だ。現代自の関係者は、「内燃機関の騒音がほとんどなく、比較的路面騒音が目立つ水素電気自動車や電気自動車に適用すれば、より大きな効果を得ることができる」と明らかにした。


金道炯 dodo@donga.com