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「アナと雪の女王」2も大ブレーク? エルサの挑戦は続く

「アナと雪の女王」2も大ブレーク? エルサの挑戦は続く

Posted November. 14, 2019 09:08,   

Updated November. 14, 2019 09:08

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「エルサが着る服は、エピソード1と同じですか?」

21日に公開するディズニーアニメーション「アナと雪の女王2」を待っている親たちの最大の関心事は「エルサ」の衣装だ。「アナと雪の女王」の国内公開から5年が過ぎた今でも、「エルサ」のワンピースを着て保育園や幼稚園に行く子供たちを見ることができるように、2013年に米国でエピソード1が公開後、エルサの青いドレスは世界で大ブームを巻き起こした。公開後の一ヶ月間だけで、北米大陸でエルサドレスは300万着が売れたが、これは北米大陸に住む4歳の女児の数と相似している。

「アナと雪の女王2」の公開を控えて、劇場と流通業界の雰囲気は、5年前の雰囲気を再現するかようにすでに盛り上がっている。13日基準で「アナと雪の女王2」は、公開を約一週間後に控えた状況でも、予約購買率が52.9%で1位を走っている。公開前からインターネットでエルサとアナ、オラフなどのキャラクターグッズもあふれている。韓国ウォルト・ディズニー・カンパニーコリアも、パートナー会社に対して、長い期間念を入れて商品作業に当たりながらライセンスのロイヤルティを高めようと試みてきたことが分かった。ソウル龍山区梨泰院洞(ヨンサング・イテウォンドン)と鍾路区三清洞(チョンノグ・サムチョンドン)では、劇中の夏を愛する雪だるま「オラフ」のキャラクターを前面に出して、来年2月までキャラクター体験スペースを運営する。

公開前から繰り広げられるこのような「ブーム」は、「アナと雪の女王1」が立てた空前の記録のためだ。「ディズニーの歴史は、『アナと雪の女王1』の前後で分かれる」という言葉が出るほど、エピソード1は、様々な興行と収益記録を塗り替えた。エピソード1が劇場を通じて稼いだ収入は12億7422万ドル(約1兆4803億ウォン)。様々なライセンス商品が次々に出たことで、ディズニーがエピソード1の劇場公開以来、わずか1年間で関連製品の販売を通じて稼いだ収入も約10億ドルに達した。

国内でもアニメとしては初めて1000万人の観客を動員した。エピソード2の国内公開日は、北米公開(22日)より一日早い21日に決定した。12月に公開する韓国映画より先に冬休みの観客を先取りにし、クリスマス・プレゼントとして様々なキャラクター商品とおもちゃを購入するように誘導する戦略だ。

内容の面でもエピソード1のシンドロームを再び巻き起こすために、力を入れた形跡がうかがえる。エピソード1では、ディズニーのプリンセスとしては初めて独立して運命を乗り越えていく姉妹のキャラクターで披露した。エピソード2は、エルサとアナが繰り広げる新たな冒険物語の背景を、冬から秋に変えた。北米試写では、「すべてのことが素晴らしい」という好評があふれた。キャラクターたちの衣装も変わった。より多彩な色味を適用して、エピソード1と差別化されたライセンス商品を作ることができるものとみられる。

第2の「Lei It go 〜ありのままで〜」になる「アナと雪の女王2」の中のエルサの主題歌「隠された世界(Into the Unknown)」は、米国では前編のようにイディナ・メンゼルが、韓国では歌手テヨンが歌う。世宗(セジョン)大学漫画アニメーション学科のハン・チャンワン教授は、「アニメは実写映画に比べて、続編の複数のリスクを制御し易しい方だ」とし、「エピソード1で固めたエルサとアナの叙事を無限に拡張できるという点を考慮すれば、エピソード2の成功に続き、追加シリーズの登場も期待できる」と話した。


baltika7@donga.com