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国家情報院長、「北が撃ったのは弾道ミサイルを組み合わせた放射砲」

国家情報院長、「北が撃ったのは弾道ミサイルを組み合わせた放射砲」

Posted November. 30, 2019 09:20,   

Updated November. 30, 2019 09:20

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国家情報院が、北朝鮮が28日に発射した超大型放射砲について、「弾道ミサイルの技術を組み合わせた放射砲」との考えを示したことが分かった。北朝鮮が超大型放射砲と主張する飛翔体が、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議2397号などで禁止している弾道ミサイル技術を結合させたということを国家情報院が事実上、認めたとみられている。

徐薫(ソ・フン)国家情報院長は29日、国会情報委員会全体会議に出席し、「北朝鮮が28日に発射したのは事実上、弾道ミサイルなのに、なぜ韓国政府が(北朝鮮の発表どおり)超大型放射砲と主張するのか」という情報委員の質問に、「北朝鮮がそのように発表しているからだ。実際は弾道ミサイル技術を組み合わせた放射砲」と明らかにしたという。ある情報委員は東亜(トンア)日報との電話取材に対して、「弾道ミサイルを発射すれば、国連安保理決議案違反で制裁を受けるため、韓国政府が弾道ミサイルを北朝鮮の主張どおり超大型放射砲と受け入れているのではないか」と語った。

北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、超大型放射砲発射について「(金正恩朝鮮労働党委員長が)試射の結果に大満足した」と報じた。先月31日の超大型放射砲発射の時は「満足」だったが、今回は「大満足」と表現した。


趙東住 djc@donga.com