「ソンセーショナル」孫興民(ソン・フンミン=27、トッテナム・ホットスパー)が6試合連続の攻撃ポイントを挙げ、好調ぶりをアピールした。
トッテナムは1日、ロンドンの本拠地で行われたイングランド・プレミアリーグ(EPL)第14節ボンマス戦を3-2で勝利した。左アタッカーとして先発出場した孫興民は、感覚的なパスで2アシストを記録し、チームの勝利をけん引した。「スペシャルワン」ジョゼ・モウリーニョ監督就任後、トッテナムの3連勝。
前半21分、トッテナム陣営から送られたロングパス‘を、ゴールに駆け込んでいた孫興民は見事に左足でパスをつなぎ、デレ・アリの先制点をアシストした。遠くから送られたパスをトラップし、ドリブルしないでワンタッチパスを出した孫興民の技が光った。2-0だった後半24分、左サイドを侵入した孫興民は、クロスを挙げ、「親友」MFムサ・シソコのゴールをアシストした。孫興民は、「同僚たちが攻撃的によく動いてくれたのだアシストにつながった。サイドで自分が好む角度からクロスを挙げることができて、ボールがうまくデリバリーできたようだ」とし、「シスコが今日得点した後(アシストをした)僕の方ではなく、逆方向に向かって走ったので少しは寂しかった」と笑った。
6アシストでリーグ2位(1日現在)となった孫興民は、欧州チャンピオンズリーグ(CL)戦を含めて直近の6試合連続で攻撃ポイントを記録した。孫興民の今季の攻撃ポイントは計17(EPL4得点6アシスト、CL5得点2アシスト)だ。
モウリーニョ監督は、「孫興民は、今日は得点こそなかったが2つのアシストを記録した。特に彼のクロスは美しかった。クロスが0.5ゴールに当たる」と褒め称えた。孫興民は「監督が信頼してくれているので、責任感も大きい。競技場で引き続き、ベストを尽くす姿を見せたい」と話した。
鄭允喆 trigger@donga.com