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現代電気自動車「アイオニック」、インドネシア車両共有市場に参上

現代電気自動車「アイオニック」、インドネシア車両共有市場に参上

Posted December. 16, 2019 08:08,   

Updated December. 16, 2019 08:08

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現代(ヒョンデ)自動車がインドネシアの車両共有市場で、自社の電気自動車「アイオニックエレクトリック」を初めて披露する。

現代自はインドネシアのジャカルタで、東南アジア最大手の車両呼び出し・共有サービス会社・グラブと「アイオニックエレクトリックの伝達式」を開いて、電気自動車基盤のカーヘイルリング(車両呼び出し)サービスを開始すると、15日発表した。現代自は、モデル事業に利用されるアイオニック・エレクトリック20台をグラブ側に供給することにした。

現代自とグラブは、来年初めからアイオニック・エレクトリックを活用して、ジャカルタ地域の車両呼び出しサービスの運営を開始する。来年末までに順次運営台数を拡大する計画だ。

アイオニック・エレクトリックは、1回充電の最大走行距離は271キロだ。急速充電器で充電すれば、1時間以内に80%の充電が可能であり、時間も節約できる。特にアイオニック・エレクトリックは、排出ガスを排出しないだけでなく、内燃機関車に比べて経済性に優れているというのが現代自の説明だ。

インドネシア政府は、電気自動車に税制優遇を強化するなど、最近、電気自動車の普及拡大に積極的だ。インドネシアで販売される純粋な電気自動車は特別消費税率0%が適用されており、政府が追加のインセンティブを提供する案も検討している。

現代自は今回の事業をきっかけに、インドネシアの電気自動車市場を先取りできると期待している。特に先月、インドネシアに年間最大25万台を生産できる規模の工場を建設することを決めており、今後地域の特色に合った電気自動車も投入する計画だ。

チェ・ユンソク現代自インドネシア生産法人長は、「今後、インドネシアの電気自動車市場で先導的な地位を強固にして、グラブと電気自動車のパートナーシップを強化することにより、モビリティ(移動性)ソリューションを提供する企業として変化を主導していきたい」と明らかにした。


裵碩俊 eulius@donga.com