SF映画「スターウォーズ」シリーズが9番目のエピソードで幕を閉じる。1977年に「スターウォーズ」が公開されて以来、42年ぶりだ。フィナーレを飾る作品は来月8日公開される「スターウォーズ:スカイウォーカーの夜明け」(エピソード9)。
エピソード9は、より強力なフォースで帰ってきたレイ(デイジー・リドリー)と宇宙を暗闇の力で支配しようとするカイロ・レン(アダム・ドライバー)との運命の対決を描いている。新しいヒーローの誕生と出生にまつわる秘密、それぞれのキャラクターの成長、善と悪の対決が華麗なビジュアルの中で壮大なアクションとともに141分間繰り広げられる。
荒波が打つ海のど真ん中で、ライトセーバーを持って舞うように戦うレイとカイロの対決など、ファンの物寂しさを慰めるほどの見どころが満載だ。シリーズを引っ張ってきた古き主役たちも再び登場し、郷愁を注ぐ。元祖キャラクターのチューバッカをはじめロボットC-3PO、R2D2らシーンスチーラーたちの活躍も笑いを誘う。
スターウォーズのファンでなければ、物語の流れを理解するためにもエピソード7(フォースの覚醒)とエピソード8(最後のジェダイ)を先に見ることを勧める。
鄭盛澤 neone@donga.com