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「99」の柳賢振と「1」の山口、トロント球団史上投手初の背番号の組み合わせ

「99」の柳賢振と「1」の山口、トロント球団史上投手初の背番号の組み合わせ

Posted January. 17, 2020 08:42,   

Updated January. 17, 2020 08:42

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背番号「99」と「1」が一緒になったら100点満点のシーズンを作ることができるだろうか。

「コリアンモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=33)の新天地、トロント・ブルージェイズに新しい日本人投手が加入した。日本プロ野球(NPB)読売ジャイアンツでエースとして活躍した山口俊(33)が16日、カナダ・トロントのロジャースセンターで公式入団会見を行った。

2006年からプロ生活を始めた山口は昨年、15勝4敗、防御率2.91、188奪三振を記録し、ジャイアンツをセントラルリーグ優勝にけん引した。韓国ファンには昨年11月、韓国との決勝で先発登板(1回3失点)しお馴染みだ。山口は「メジャーリーグで唯一カナダを本拠とするトロントは、自分には特別だ」と語った。

背番号「99」を付けた柳賢振に続き、山口が「1」を使うことになり、二人はメジャーリーグ史上初めて同じチームで99番と1番をつけた投手の組み合わせとなった。野手まで広げると11番目になる。先に柳賢振は、トロント史上初めて「99」をつけ、話題を呼んだ。「99」はカナダ出身で北米アイスホッケリーグ(NHL)史上最も偉大な選手と評価されるウェイン・グレツキーの背番号だ。山口は昨年、ジャイアンツで「11」を付けた。

同じ1987年生まれだが、チーム内の地位には大きな差がある。エースの役割を保障されている柳賢振とは違い、山口はスプリングキャンプを通じて激しい先発争いをしなければならない。一方、ヤフースポーツ・カナダは柳賢振と他の先発要員マット・シューメイカー(34)が負傷を経験していることを指摘し、山口が先発陣に入る可能性があると伝えた。


姜泓求 windup@donga.com