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恐竜絶滅の直接の原因は火山噴火ではなく小惑星衝突

恐竜絶滅の直接の原因は火山噴火ではなく小惑星衝突

Posted January. 18, 2020 08:58,   

Updated January. 18, 2020 08:58

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一時地球を支配していた恐竜を消滅させた最も直接的な原因は、小惑星衝突のためだという研究結果が出た。科学界では長い間、恐竜の絶滅原因を巡って「小惑星衝突説」と「火山爆発説」を支持するグループに分かれて、激しく対立してきた。今回の研究では、長年の論争を終わらせる最も確実な根拠を提示したという点で注目されている。

ピンスリー・ハル米エール大学地球物理学及び地質学部教授の研究チームは、恐竜が絶滅した時期である6600万年前に起きた火山ガスの大規模な噴出は、小惑星と衝突する20万年前に起きて、大絶滅とは関係がないという研究結果を、国際学術誌「サイエンス」に17日公開した。

この時期は、中生代白亜紀と新生代古第三紀の境界で、恐竜だけでなく陸上生物種の75%がこの時に消えた。科学者たちは、この時期に起きた小惑星衝突で急激な環境変化が起こり、大絶滅につながったと推測してきた。

研究チームは、火山噴出が大絶滅に影響を与えたのかを確認するために、地球温暖化を引き起こす火山ガス(二酸化炭素)が噴出された時期を調査した。研究チームによると、火山ガスは小惑星が地球に衝突する20万年前に大規模に発生したことが分かった。当時の火山活動で、地球の温度が2度上がったが、大半の動物は温度が低い北極と南極に移動しただけで、絶滅はしなかったと解釈した。

ハル教授は、「多くの学者たちが、火山が大絶滅に影響を与えたと推定したが、私たちの結論は、小惑星の衝突が唯一の絶滅原因だ」と語った。


チョ・スンハン東亜サイエンス記者 shinjsh@donga.com