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キム・ミンソクが男子1500mで金メダル、スピードスケートの四大陸選手権

キム・ミンソクが男子1500mで金メダル、スピードスケートの四大陸選手権

Posted February. 03, 2020 08:22,   

Updated February. 03, 2020 08:22

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韓国男子スピードスケートの中長距離のエース、キム・ミンソク(21・城南市庁)が冬季五輪2連覇に向けて始動した。

キム・ミンソクは2日、米国ミルウォーキーのペティット・ナショナル・アイスセンターで行われた2020国際スケート連盟(ISU)四大陸スピードスケート選手権男子1500メートルで金メダルを獲得した。1分44秒567でカナダのジェス・ニューフェルド(1分45秒990)を1.42秒差で振り切った。

欧州の強豪国が参加しなかったとは言え、2019~2020シーズンに初めて1分4秒台のタイムをマークしたことに意味がある。キム・ミンソクの記録は今年1月、オランダで開かれた欧州選手権で1位になったオランダのトマス・クロル(1分43秒67)に次いで今年2位にタイムだ。

キム・ミンソクは坪村(ピョンチョン)高校生だった2017年札幌冬季五輪で金メダルを獲得し、スター誕生を予告した。その後体重を3キロ以上増やし、パワーを向上させ、翌年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪で1分44秒930のタイムで、アジア勢では初めて同種目で入賞(銅メダル)した。欧州勢の独壇場だった種目で手応えを掴んだキム・ミンソクは、同シーズンに開かれた6度のワールドカップ(W杯)を通じて、同種目総合2位になった。

しかし、2019~2020シーズンのW杯第1戦で1分46秒半ばのタイムで4位とった後、第2戦、3戦で相次いで振るわず課題を残した。特に負傷はなかったが、1分45秒台にも入れなかった。その間、中国の寧忠岩が昨年9月、1分43秒45の自己ベストを更新して、続くW杯第3戦では1分44秒918でゴールインし、キム・ミンソクを抜いた。

チェガル・ソンリョルSBS解説委員は、「まずは新設大会で金メダルを取ったことの意味は大きい」とし、「体力的に一番好調だった平昌五輪に比べて、今のキム・ミンソクの体調は良くも悪くもない」と診断した。チェガル氏は、「コーナーワークで左足を力強く押すディテールが平昌五輪の時より衰えている状況だ。体力の強化とタイムの短縮をを引き続き並行して達成していかなければならない」と話した。

若くして五輪メダルを獲得したキム・ミンソクの全体的なレースの組み立てや戦略などではいまだに世界トップクラスとの評価を受けている。チェガル氏は、「2年後の五輪メダルに向けては、力を出し続ける持久力、つまり一定のスピードを1500メートル全体で維持する体力をつけることが最大の課題とみられる」と指摘した。

一方、オム・チョンホ(28=スポーツトト)は男子マススタートで8分31秒940、スプリントポイント64点で優勝した。女子マススタートではキム・ボルム(27=江原道庁)が銀メダルを獲得した。


兪載泳 elegant@donga.com