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本屋で「自分だけのドリップコーヒー」はいかが

本屋で「自分だけのドリップコーヒー」はいかが

Posted February. 19, 2020 08:45,   

Updated February. 19, 2020 08:45

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「コーヒーを楽しみに本屋に来てください」

本とコーヒーほど素晴らしいパートナーも珍しい。3月15日まで、ソウル広津区(クァンジング)のインデックス書店で開かれるコーヒー体験イベント「パーフェクトドリップ」は、コーヒーと本の幸せな組み合わせを素晴らしく見つけることができる場である。

建国(コングク)大学近くのコンテナ構造の衣類ショッピングモールの建物の3階に2017年にオープンしたインデックスは、木材引き戸を開けて入るとすぐに、「ここの運営者たちはさぞかしデザイナーだな」と気づくことができる本屋だ。「本の販売だけで運営できるか」という気がするほど、デザイン、建築、芸術分野の本を中心に満たされている。

弘益(ホンイク)大学付近の独立書店「サンクスブックス」の店主としてよく知られているデザイナー・イ・ギソプ代表、デザイン専門季刊誌「グラフィック」を発行するキム・グァンチョル代表、書体デザイナーであるキム・テホン文字研究所長が、インデックスの共同創設者だ。イ代表は、「弘益大学前と商圏の性格が違うので、運営に厳しさがあるのは事実だ。読者に近づける方法について悩んだ末、本と一緒に、自分だけの完璧なドリップコーヒーを探索できる場を設けてみようと、志を集めた」と語った。

書店の入り口の本棚に、ドリップコーヒーを入れるのに使われる基本的なツールと産地別コーヒー豆のサンプル、おすすめの最新コーヒー関連書籍を備えた。エシュン、イム・ジンアなどのイラストレーター5人がデザインしたコーヒーポスターも展示、販売する。コーヒーイベントを担当したユ・ジュヨン店長は、「入門者や実習クラスの参加者は、豆別ブラインドテイスティングを通して各自の好みに合った豆を探すことができるだろう」と話した。

イ代表がデザインしたインデックス内部の家具と底板は、すべての手頃なベニヤ板と金属を組み合わせて作った。しかし、表面にオイルステイン(油性着色剤)を何度も入念に塗って、高級な感じを与える。そのテーブルの上に置かれた一杯のコーヒーと本一冊。「完璧な午後」のイメージは何かを確認することができる。


孫宅均 sohn@donga.com