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独外務省、「駐平壌大使館を一時閉鎖」

Posted February. 29, 2020 07:51,   

Updated February. 29, 2020 07:51

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ドイツが北朝鮮にある自国大使館の撤収に入る。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)事態が起こった後、平壌(ピョンヤン)にある外国公館が閉鎖されるのは初めて。

28日、外交筋によると、ドイツ外務省は大使館を閉鎖する決定を下したことを韓国外交部に伝えていたという。ある消息筋は、「ドイツ外務省が関連決定内容を駐ドイツ韓国大使館に最近伝えたようだ」と話した。

これと関連して、南ドイツ新聞は27日(現地時間)、「ドイツ外務省は駐平壌ドイツ大使館を一時閉鎖することを決め、大使と家族をロシアのウラジオストクに移動させる予定だ」と報じた。北朝鮮が新型コロナへの対応を理由に外交官の出入国など移動を制限しているため、大使館の正常運営が難しいと判断したと、同紙は伝えた。

北朝鮮は、平壌にある外国公館や国際機関の職員の平壌市内の移動を制限し、食料品の購入も外交官区域内にある店だけ利用するようにするなど統制している。ある政府当局者は、「移動制限で正常業務が不可能になり、一部大使館が撤収に出たようだ」と明らかにした。


申나리 journari@donga.com