全国の幼稚園や小中高校と特殊学校2万528校の始業が23日に延期された。政府は先月23日、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の拡散を防ぐために、史上初めて始業を1週間延期したが、状況が改善されなかったため、2週間の追加延期を決めた。これに先立って、全国で感染者数が最も多い大邱(テグ)は先月29日、教育部と協議して始業を2週間追加延期した経緯がある。
兪銀惠(ユ・ウンへ)社会副首相兼教育部長官は2日、政府ソウル庁舎で追加始業延期の決定を発表した。兪副首相は、「患者の増加傾向が折れるのに、今から2週間が非常に重要だ。安全に学習できる環境かどうかを判断するために追加の1週間が必要で、計3週間の休業は避けられない」と説明した。その後の追加始業延期は、地域で状況に合わせて決定することにした。
一方、同日、政府は、COVID19の重症患者の搬送要請を拒否する地方自治体に不利益を与えることにした。大邱慶北(キョンブク)地域では患者が急増して、医療過負荷が発生しているが、一部の市道が患者の受け入れを拒否しているからだ。同日午前0時基準で新規患者が476人発生して、国内総感染者は4212人、死亡者は26人である。最初の患者発生後42日目で4000人を超えた。
崔예나 yena@donga.com · 朴星民 min@donga.com