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孤独なレッドブル、黄喜燦が後半から出場も2ゴール

孤独なレッドブル、黄喜燦が後半から出場も2ゴール

Posted March. 04, 2020 08:33,   

Updated March. 04, 2020 08:33

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「レッドブル」黄喜燦(ファン・ヒチャン=24、FCレッドブル・ザルツブルク)の疾走が続いている。

黄喜燦は3日、オーストリア・アルタッハの敵地キャッシュポイント・アレーナでラインドルフ・アルタッハとのブンデスリーガ戦で交代出場した後半だけで2ゴールを決めた。今季リーグ戦7点と8点目で、シーズン11、12点目(欧州チャンピオンズリーグ3得点、ヨーロッパリーグ1得点含め)だ。

0-1でリードされた後半から出場した黄喜燦は、0-2となった後半17分、パトソン・ダカが上げたクロスをペナルティーエリア右から右足で蹴り込んだ。1-3となった後半39分にはパトリック・ファルカスが出したパスを、やはりペナルティーエリア右から右足でシュートを放ち追加点を奪った。黄喜燦の複数得点にもチームは2-3で敗れた。リーグ2位のザルツブルクは勝ち点45(13勝6分け2敗)で1位LASKリンツ(勝ち点51=16勝3分け2敗)に勝ち点差6まで遅れている。

昨年8月25日のアドミラ戦以降、シーズン2度目の複数得点を挙げた黄喜燦は、通算1シーズン最多攻撃ポイント(16=8得点8アシスト)を記録した。得点は、現在リーグ9位タイでアシストは4位だ。

2014年12月、ザルツブルクと契約した後、FCリーフェリング(2部)にもレンタルされた黄喜燦は、2015~2016シーズン途中ザルツブルクに復帰し、2016~2017シーズンに記録した15ポイント(12得点3アシスト)が以前の最多攻撃ポイント(1部リーグ基準)だった。

黄喜燦は前期にアーリング・ハーランド、南野拓実と三角編隊を組んでグラウンドを駆け巡りながらチームをけん引した。しかし、ザルツブルクは今冬の移籍市場でハーランドをドイツのドルトムントに、南野をイングランドのリバプールに手渡した。クラブは大金を手にしたが、昨季まで6連覇を達成したザルツブルクははハーランドと南野が去った後、リーグ戦3試合で1分け2敗に止まり、首位の座を明け渡した。今季が終われば黄喜燦もザルツブルクを離れてビッグリーグに進出するとみられる。すでに昨年秋からイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、イタリア・セリエAのACミランなどが黄喜燦に関心を示しているとの報道が出ている。


李承鍵 why@donga.com