Go to contents

保健当局「韓国は迅速な検査で感染者数が多い」

保健当局「韓国は迅速な検査で感染者数が多い」

Posted March. 07, 2020 08:25,   

Updated March. 07, 2020 08:25

한국어

韓国の新型コロナウイルス感染症(COVID19)の診断能力が優れており、他の国よりも感染者が多いという分析が出た。6日、保健社会研究院が発刊した「コロナウイルス感染症19の現状と課題」によると、韓国のCOVID19の検査件数は7万5792人(2日基準)で、同じ時期の日本の2517件、米国の472件に比べてはるかに多い。感染者は4212人で、検査に比べて感染率は5.6%である。日本の場合は検査件数は少ない一方、感染者は239人が出て、感染率が韓国の2倍に近い。

保健当局は、韓国の診断テストが速くて回数が多く、感染者数が多いと主張してきた。金剛立(キム・ガンリプ)中央災害安全対策本部1総括調整官は6日、「韓国の防疫努力は、地球上のどの国よりも迅速である」とし、「人口に比べれば、他の国とは比較できないほど多くの疑い事例を先制的に検査して、早期に患者を発掘している」と語った。

外信も、韓国の診断能力に注目している。日本の日本経済新聞は5日、韓国の迅速な診断システムについて言及しながら、「日本の対応が遅れたことは否定できない」と指摘した。ブルームバーグ通信は5日、「韓国は2015年のMERS(中東呼吸器症候群)当時の経験を教訓に、迅速に検査キットを開発した」と伝えた。


サ・ジウォン記者 キム・イェユン記者 yeah@donga.com