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セルトリオン「コロナ治療の候補物質を早ければ7月に臨床試験」

セルトリオン「コロナ治療の候補物質を早ければ7月に臨床試験」

Posted March. 24, 2020 08:10,   

Updated March. 24, 2020 08:10

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韓国国内のバイオ企業が、新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチンや治療薬の開発に第一歩を踏み出した。ただ、実際の製品開発までは乗り越えなければならない壁が多く、業界では慎重に見守るという雰囲気だ。

23日、セルトリオンは、新型コロナウイルスの活性を抑制する300種の抗体候補物質を発掘したと発表した。治療剤開発を目的としたとき、事実上最初のステップとして、この中で最も有力な候補物質を決める作業を経なければならない。セルトリオン側は、早ければ7月に治療剤開発のための臨床試験に入ることが目標だと明らかにした。

同日、SKバイオサイエンスも、COVID19のワクチン候補物質を確保して動物実験に入ったと明らかにした。SKバイオサイエンスは、動物実験で効果が確認されれば、安全性を確認する非臨床試験を経て、早ければ9月に臨床試験に突入する計画だと説明した。


林賢錫 lhs@donga.com