新型コロナウイルス感染症が全世界に拡大しているなか、各国の有名人も続々と被害を受けている。
２５日（現地時間）、米国の有名歌手・ジャクソン・ブラウン（７２）が感染判定を受けたと、ロサンゼルス・タイムズなどが報じた。「Ｔｈｅ ｒｏａｄ ｏｕｔ＆ｓｔａｙ」のヒット曲で有名な彼は、その前日、コロナウィルスを克服するためにマサチューセッツ総合病院に１００万ドルを寄付した。２７日は、一緒に危機を乗り超えようと希望を歌う新曲「Ａ Ｌｉｔｔｌｅ Ｓｏｏｎ Ｔｏ Ｓａｙ」を発表した。
「米国人が最も愛する放送人」に選ばれるアンディ・コーエン（５２）も２０日、感染判定を受けた。自分の名前を掲げたトークショーを手がけてきたコーエンは、インスタグラムに「数日間体調を崩して自己隔離をしていたところ、感染判定を受けた」と明らかにした。
２５日は、「ロー＆オーダー」などの人気ドラマに出演してきた俳優のマーク・ブルーム（７０）が、ニューヨークの病院で新型コロナの合併症で死亡した。その前日は、演劇界のアカデミー賞と呼ばれるトニー賞を４回受賞し、「恋のためらい／フランキーとジョニー」「蜘蛛女のキス」などを書いた有名劇作家・テレンス・マクナリーが、やはり合併症で死亡した。ＣＮＮは、彼は米有名人の中では初めて新型コロナによって死亡したと伝えた。
各国のスポーツ選手と監督たちも次々と感染している。米プロバスケットボール（ＮＢＡ）のスター・ケビン・デュラント（３２）、イタリア・プロサッカー・セリエＡ・ユヴェントスのパウロ・ディバラ（２７）、イングランド・プレミアリーグ・アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督などが感染判定を受けた。
新型コロナのために「良い影響」を行使する有名人も増えている。インスタグラムの追従者だけで１億７０００万人の米俳優・セレーナ・ゴメス（２８）は、適切な手洗い方法を示す「＃セーフハンズ（ＳａｆｅＨａｎｄｓ）」のキャンペーンに参加した。カナダの歌手・ジャスティン・ビーバー（２６）、米女優・ブレイク・ライヴリー（３３）、米有名歌手・レディー・ガガ（３４）なども新型コロナを克服するための寄付に乗り出した。
崔智善 aurinko@donga.com
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