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国内感染1万、世界は100万に迫る…さらに悩ましい「社会的距離」措置

国内感染1万、世界は100万に迫る…さらに悩ましい「社会的距離」措置

Posted April. 03, 2020 08:29,   

Updated April. 03, 2020 08:29

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国内の新型コロナウイルス感染症の感染者が1万人に迫っている。世界の感染者はまもなく100万人を超えるとみられる。政府は、2週間行っている強力な「社会的距離を取る」措置の延長は避けられないと見て、3日、具体的な方針を発表する。

2日、中央災害安全対策本部(中対本)によると、同日午前0時基準の累積感染者は、前日より89人が増えて9976人となっている。一日に100人前後増えることを考えれば、3日午前0時基準で1万人を超える見通しだ。海外の状況は深刻だ。2日、グローバル統計サイト・ワールドオーメートルによると、米国内の新型コロナウイルス感染者が21万5300人で、前日より約2万7000人が増えた。わずか5日間で感染者が10万人から二倍に急増した。累積死亡者は5110人にのぼる。

同日、世界の新型コロナウイルスの感染者は93万人を超え、死者は4万7249人に達した。世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、「先週1週間に死亡者が2倍以上増えた。今後数日以内に感染者が100万人に達し、5万人が死亡するだろう」と述べた。

海外から入国した新型コロナウイルス感染者は、2日午前0時基準で601人。小規模集団感染がまだ散発的に続いており、海外からの流入の可能性が高まり、政府は生活防疫への切り替えをひとまず先送りにした。金剛立(キム・ガンリプ)中対本1総括調整官(保健福祉部次官)は、「週末前に、社会的距離を取る措置の今後の進め方についてまとめて明らかにしたい」と語った。


チョン・ジュヨン記者 イ・ユンテ記者 aimhigh@donga.com · oldsport@donga.com