春の花・集会に油断すれば「2次爆発」招く
Posted April. 11, 2020 08:12,
Updated April. 11, 2020 08:12
春の花・集会に油断すれば「2次爆発」招く.
April. 11, 2020 08:12.
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10日、新型コロナウイルスの新規感染者が27人追加され、累計感染者数が1万450人になった。1日の「新規感染者が20人台に下がったのは、2月20日以来50日ぶり。大邱(テグ)は、初めての感染者である31番感染者が出て以来52日ぶりに新規感染者数0人を記録した。「強力な社会的距離置き」3週目の今週に入って、1日の追加感染者が50人前後で維持されている。先月末の1回目の「社会的距離置き」が時差を置いて成果を出しているとみえる。今の防疫成績表は1、2週間後に出てくる。感染者が減ったからと緩めば、いつでも2次爆発が到来し得る。流動人口が多く集団感染の可能性が高い首都圏は、最近2日間を除いて依然として増加傾向だ。10日も新規感染者の中で半数を超える15人が首都圏で発生した。5万人以上増えた自宅隔離者もいつでも大流行を起こす恐れがある雷管だ。完治判定を受けた感染者のうち91人に再び陽性が確認されるなど、新型コロナウイルスについて分からないことが多いことも油断できない理由だ。 初期防疫に成功して注目されるアジア諸国も、米国や欧州から留学生が帰国し、2次爆発が予想されると、入国制限措置を強化し、飲食店を無期限営業停止にするなど、防疫の手綱を再び引き締めている。シンガポールは外国人労働者の宿舎で集団感染まで発生し、感染者数が1910人に急増したが、このうち半数が今月発生した。1日に10人未満の追加感染者が出ていた香港と台湾も、最近2週間、集団感染が発生し、感染者数が973人と380人に増えた。復活祭の連休を迎え、封鎖緩和カードを検討していた欧州の主要国も、イタリアが再び増加傾向に転じると、封鎖令を維持することを決めた。世界的な流行が終わらない限り、1次感染の波を越えたからといって決して安心できる状況ではない。 今週末は復活祭(12日)であるうえ、大詰めの選挙遊説が予定されている。春の花を楽しもうと外出客も増える可能性がある。辛うじてつかんだ火を逃せば、今のように集中的な治療を受けることも難しい。まだ3千人を超える感染者が治療を受けており、致死率は1.99%で毎日上昇している。各地に隠れている感染の火種が、油断すればいつでも大きな火事になる恐れもある。弛む時ではなく、むしろより一層緊張し、強化された距離置きで2次爆発の火を遮断しなければならない。
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10日、新型コロナウイルスの新規感染者が27人追加され、累計感染者数が1万450人になった。1日の「新規感染者が20人台に下がったのは、2月20日以来50日ぶり。大邱(テグ)は、初めての感染者である31番感染者が出て以来52日ぶりに新規感染者数0人を記録した。
「強力な社会的距離置き」3週目の今週に入って、1日の追加感染者が50人前後で維持されている。先月末の1回目の「社会的距離置き」が時差を置いて成果を出しているとみえる。今の防疫成績表は1、2週間後に出てくる。感染者が減ったからと緩めば、いつでも2次爆発が到来し得る。
流動人口が多く集団感染の可能性が高い首都圏は、最近2日間を除いて依然として増加傾向だ。10日も新規感染者の中で半数を超える15人が首都圏で発生した。5万人以上増えた自宅隔離者もいつでも大流行を起こす恐れがある雷管だ。完治判定を受けた感染者のうち91人に再び陽性が確認されるなど、新型コロナウイルスについて分からないことが多いことも油断できない理由だ。
初期防疫に成功して注目されるアジア諸国も、米国や欧州から留学生が帰国し、2次爆発が予想されると、入国制限措置を強化し、飲食店を無期限営業停止にするなど、防疫の手綱を再び引き締めている。シンガポールは外国人労働者の宿舎で集団感染まで発生し、感染者数が1910人に急増したが、このうち半数が今月発生した。1日に10人未満の追加感染者が出ていた香港と台湾も、最近2週間、集団感染が発生し、感染者数が973人と380人に増えた。復活祭の連休を迎え、封鎖緩和カードを検討していた欧州の主要国も、イタリアが再び増加傾向に転じると、封鎖令を維持することを決めた。世界的な流行が終わらない限り、1次感染の波を越えたからといって決して安心できる状況ではない。
今週末は復活祭(12日)であるうえ、大詰めの選挙遊説が予定されている。春の花を楽しもうと外出客も増える可能性がある。辛うじてつかんだ火を逃せば、今のように集中的な治療を受けることも難しい。まだ3千人を超える感染者が治療を受けており、致死率は1.99%で毎日上昇している。各地に隠れている感染の火種が、油断すればいつでも大きな火事になる恐れもある。弛む時ではなく、むしろより一層緊張し、強化された距離置きで2次爆発の火を遮断しなければならない。
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