文政権3年の成績と野党の政権担当能力を冷静に評価する一票を
Posted April. 15, 2020 08:02,
Updated April. 15, 2020 08:02
文政権3年の成績と野党の政権担当能力を冷静に評価する一票を.
April. 15, 2020 08:02.
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第21代総選挙の投票が、今日午前6時から午後6時まで、全国1万4330カ所の投票所で一斉に実施される。事前投票率(27%)が過去最高記録を立てただけに、全体投票率も以前より高くなると予想される。今回の投票では、全国の地方自治体長、広域・基礎議員58人の再・補欠選挙も一緒に行われる。選挙運動を終えながら、与党「共に民主党」は「国政混乱を防ぐために、与党の安定議席の確保が必要だ」とし、最大野党の「未来統合党」は「政府与党の独裁に相違ない暴走を警告してほしい」と訴えた。比例政党候補の手による開票のために、投票結果は深夜0時頃になってから輪郭が明らかになるとみられる。新型コロナウイルスの事態によって、今回の総選挙は人物、政策、対面選挙運動が消えた「3無」選挙で行われた。大抵の問題や争点は、コロナ事態に埋もれて国民の関心から押し出されたようだ。しかし、総選挙は、政府・与党のこの3年間の国政運営の成果に対する厳しい中間評価という本質を避けることはできない。文在寅(ムン・ジェイン)政府の所得主導成長路線をはじめとする経済政策と北朝鮮の非核化及び外交政策、曺國(チョ・グク)事態、国政哲学とイデオロギー指向性、大統領府と行政府の関係など国政運営方式に対する国民の冷徹な評価が行われなければならない。このような民心の総意が集まって総選挙後の国政運営のかじ取りの役割ができる。最大野党である未来統合党に対して、国民の冷静な評価が行われなければならない。政府・与党の失政に頼って、反射利益のみにすがってきたのではないか、真の政権担当能力を備えているかなどに対する国民の意を示さなければならない。統合党が2016年の総選挙と2017年の大統領選挙、2018年の地方選挙まで3年連続敗北の輪を断ち切ることができるか、4年連続敗北の新しい記録を作るのかは、国民の選択にかかっている。今回の選挙は、最大野党を排除したまま「4+1」の協議体が強行した改正選挙法で行われ、その結果、巨大政党が比例衛星政党を我先に結党する小細工が行われた。総選挙後に発足する第21代国会は、ぼろ選挙法の全面手入れを最優先課題としなければならない。今日の投票では、コロナ安全対策にも十分に注意しなければならない。特に投票締め切り時間後に投票する自己隔離状態の有権者はもとより、締め切りに差し迫って投票現場を訪れる一般有権者も何の心配もなく投票できるように細心の対策を講じなければならない。
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第21代総選挙の投票が、今日午前6時から午後6時まで、全国1万4330カ所の投票所で一斉に実施される。事前投票率(27%)が過去最高記録を立てただけに、全体投票率も以前より高くなると予想される。今回の投票では、全国の地方自治体長、広域・基礎議員58人の再・補欠選挙も一緒に行われる。選挙運動を終えながら、与党「共に民主党」は「国政混乱を防ぐために、与党の安定議席の確保が必要だ」とし、最大野党の「未来統合党」は「政府与党の独裁に相違ない暴走を警告してほしい」と訴えた。比例政党候補の手による開票のために、投票結果は深夜0時頃になってから輪郭が明らかになるとみられる。
新型コロナウイルスの事態によって、今回の総選挙は人物、政策、対面選挙運動が消えた「3無」選挙で行われた。大抵の問題や争点は、コロナ事態に埋もれて国民の関心から押し出されたようだ。しかし、総選挙は、政府・与党のこの3年間の国政運営の成果に対する厳しい中間評価という本質を避けることはできない。文在寅(ムン・ジェイン)政府の所得主導成長路線をはじめとする経済政策と北朝鮮の非核化及び外交政策、曺國(チョ・グク)事態、国政哲学とイデオロギー指向性、大統領府と行政府の関係など国政運営方式に対する国民の冷徹な評価が行われなければならない。このような民心の総意が集まって総選挙後の国政運営のかじ取りの役割ができる。
最大野党である未来統合党に対して、国民の冷静な評価が行われなければならない。政府・与党の失政に頼って、反射利益のみにすがってきたのではないか、真の政権担当能力を備えているかなどに対する国民の意を示さなければならない。統合党が2016年の総選挙と2017年の大統領選挙、2018年の地方選挙まで3年連続敗北の輪を断ち切ることができるか、4年連続敗北の新しい記録を作るのかは、国民の選択にかかっている。
今回の選挙は、最大野党を排除したまま「4+1」の協議体が強行した改正選挙法で行われ、その結果、巨大政党が比例衛星政党を我先に結党する小細工が行われた。総選挙後に発足する第21代国会は、ぼろ選挙法の全面手入れを最優先課題としなければならない。
今日の投票では、コロナ安全対策にも十分に注意しなければならない。特に投票締め切り時間後に投票する自己隔離状態の有権者はもとより、締め切りに差し迫って投票現場を訪れる一般有権者も何の心配もなく投票できるように細心の対策を講じなければならない。
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