自己隔離違反者が安心バンドの着用を拒否すれば、政府が指定した別の施設に隔離される。新型コロナウイルス感染症の拡散を防ぐための措置だ。
24日、中央災害安全対策本部(中対本)によると、政府は自己隔離ガイドラインの違反者に対して、27日から安心バンドをつける。自己隔離者が離脱すれば、地方自治体の公務員と警察が現場に出動して違反事実を確認後、安心バンドをつける。27日以前の自己隔離者には遡及適用されない。
安心バンドは現行法上根拠がなく、当事者が同意しなければ強制できない。これにより、政府は自己隔離違反者が安心バンドの着用を拒否すれば、別の施設に隔離することにした。施設隔離に伴う費用は、違反者が自費で負担しなければならない。
政府は、自己隔離違反者監視の実効性を高めるために、アプリケーション(アプリ)を高度化する方針だ。一方、24日、新型コロナウイルス感染者は前日より6人が増えて、計1万708人と集計された。これで6日連続で10人前後を維持した。この日、死者は一人も出なかった。先月16日以降39日ぶりのことだ。
イ・ソジョン記者 sojee@donga.com