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「全世界の製造会社の利益、今年13%減少」 ムーディーズが予測

「全世界の製造会社の利益、今年13%減少」 ムーディーズが予測

Posted May. 06, 2020 08:24,   

Updated May. 06, 2020 08:24

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新型コロナウイルス感染症の影響で、今年の世界の製造会社の利益が大幅に減少するという予測が出ている。

国際格付け会社・ムーディーズは5日(現地時間)、製造業部門の予測報告書を通じて、今年の世界の製造会社のEBITDA(法人税・利子・減価償却費、控除前利益)は昨年より13%減少すると試算した。ムーディーズは、昨年末は、今年の世界の製造会社のEBITDAは0〜1%の間の増加を示すと予測したことがある。

ムーディーズは予測値見直しの理由として、「極めて不確実な営業環境を反映した。世界の製造業の売上と利益が、今年は第2四半期を中心に激減するだろう」と明らかにした。さらに「新型コロナウイルスが、グローバル経済のほぼすべての分野に影響を及ぼすだろう」とし、「今年は経営上困難を経験しない製造会社はほとんどないだろう」と付け加えた。

英オックスフォード大学傘下機関であるオックスフォード・エコノミクスも最近の報告書で、「新型コロナウイルスの影響で、世界の製造業の生産量は、昨年第4四半期と今年第2四半期の間に11%激減するだろう」とし、「このような萎縮速度は、2008年のグローバル金融危機よりも速い」と説明した。この機関は、「製造業の生産量は、来年第2四半期まで新型コロナウイルス事態前の水準を回復しないだろう」と付け加えた。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com